ワイン新年会で一杯

ワイン新年会で一杯

みなさんこんにちは。楽しかったお正月もあっという間に終わってしまいましたが(笑)、私はと言うと、今年は新年早々に新年会を開催することになりました。会場となるお店は・・・

こちらの「apis(アピス)」さん!昨年の11月にオープンしたばかりのワインバーで、私は初めての訪問となりました。そして今回は、各自ワインを持ち込んでのワイン新年会となりました。まずは・・・

綺麗なゴールドの外観が美しいスパークリングワインで乾杯!こちらのワインは・・・

私も大好きな南アフリカの「クローヌ」が造る特別なキュヴェ「トウェー・ヤンガ・ゲゼレン ブラン・ド・ブラン 2021」!シャルドネ100%のシャンパーニュ方式で造られたスパークリングワインで、熟成由来の香ばしいニュアンスに、糖度の高いりんごの蜜のような甘い風味があり、深みとコクがありながらも綺麗な酸味が余韻を引っ張ってとても美味しい!ちなみに、ワイン名の「トウェー・ヤンガ・ゲゼレン」とは、「二人の若い独身男達」と言う意味で、このワイナリーが二人の若者によって始まったことを意味しているそうです。ブラインドで出されたら確実にシャンパーニュと間違えるくらいの、非常にクオリティの高いワインでした。続いては・・・

私が持参した白ワインですが(すでにグラスはほぼ空っぽ(笑))、何故かここからはブラインドでお互いに出題することに。そんなことは意図せずに持参したワインなので、若干マニアックな品種でしたが、不思議と全員「南アフリカのシュナン・ブラン」と回答。果たして、その答えは・・・

南アフリカの「ダーマシーン」が造る「フランシュック・セミヨン 2020」でした!全員生産国は当てましたが、さすがにセミヨンは難しかったようです。ただこのワイン、手前味噌ですがマニアックなだけではなくて、とても美味しい(笑)!優しい樽のニュアンスに、果実味と共に品種由来のアーモンド系のナッティなニュアンスが感じられ、バランスの良い綺麗な酸味と長い余韻による非常に上品なスタイルでした。続いては・・・

こちらの赤ワイン。これに関しては、全員試飲をしてすぐに品種は「ピノ・ノワール」だと確信!ただ、産地に関してはフランス・ブルゴーニュの「シャンボール・ミュジニー」であったり、私は南アフリカの冷涼産地「エルギン」ではないか、と色々な推察が出ましたが、正解は・・・

フランス・ブルゴーニュの「モンテリー・ドゥエレ・ポルシュレ」が造る「モンテリー・ルージュ クロ・デュ・メ・ガルニエ モノポール パルセレール28 2020」。フランス・ブルゴーニュ地方で、正直そこまで有名ではない産地「モンテリー」のワインでしたが、これが非常に美味しい!華やかな果実の香りに、熟成由来の少し落ち着きのある果実味と旨味を感じる出汁感があり、渋みと酸味のバランスも良くて素晴らしいワインでした!そして最後は・・・

こちらのワイン。先ほどのワインよりも外観が濃い印象ですが、このワインに関しては意見が分かれました。濃くて力強く、スパイスのニュアンスもあることから、オーストラリアのシラーズであったり、イタリアのワインではないかと言う意見も。しかし、私の答えは・・・「スペインのガルナッチャ(グルナッシュ)、しかも銘柄はアルト・モンカヨの2020」と断定!外したら非常に恥ずかしいですが(笑)、その答えは・・・

スペインの「ボデガス・アルト・モンカヨ」が造る「アルト・モンカヨ 2018」!お~!!ヴィンテージは外しましたが、なんと銘柄まで見事に正解することが出来ました(決してやらせではありませんよ(笑))!正直、銘柄まで当てられたのは今回が初めてで、おそらくもう二度とこんなことはないかと思います(笑)。それぐらい難しいことなのですが、今回はけっこう自信がありました。まずは、香りの部分にアメリカンオーク由来のココナッツ系の香りがあったので、アメリカンオークを使用するスペインの可能性が浮上。さらに、スパイスのニュアンスもありましたが、シラーズにしては渋みが穏やかだったので、シラーズ以外の品種の可能性が浮上。最後は、非常に高いアルコール感(なんと16%(笑))から、糖度が上がりやすくて渋みは穏やか、スパイスのニュアンスがある品種だと推察。該当するのは・・・ガルナッチャだ!そして、過去に一度このワインを試飲したことがあったので、それを思い出しながら確信を持って答えました。いや~当たると気持ちが良いもんですね~(笑)。

こうして、一通り試飲を終えたら、ここからはお料理が登場しての新年会パートに突入(笑)!まずは・・・

小さなクロックムッシュから!これが非常に美味しい!スパークリングワインとの相性も抜群で、すぐに完食(笑)!続いては・・・

自家製のピクルスが登場!ちょうどよい酢加減で、スパークリングワインだけでなく、セミヨンの白ワインとも楽しめました!続いては・・・

鶏のレバーパテが登場したのですが、これが絶品!しかも、セミヨンの白ワインと合わせると、レバーの旨味や風味がより引き立って、完璧なペアリングでした!続いては・・・

キノコのオーブン焼きが登場!これは、先ほどの出汁感のあるピノに合わせて特別に作ってくれた一品で、まさしくキノコの旨味とピノの出汁感、そして少しキノコのようなアーシーなニュアンスと非常に良く合いました!そして最後は・・・

ロックフォール(ブルーチーズ)を使ったボロネーゼが登場!これには、スペインのガルナッチャがぴったり!羊乳の風味とコクがあるロックフォールの味わいをしっかりと受け止めつつ、ボロネーゼの味わいを引き立ててくれるパワフルなガルナッチャ、最後まで素晴らしいペアリングの数々でした!

こうして、年明け早々内容の濃いワイン新年会は大成功に終わりました(笑)!そして、来年もこのお店で新年会をやろうと言う話まで出始めておりますが(笑)、今回の「apis」さんは非常に素晴らしいお店でした!

こちらはフードのメニューですが、非常に良心的なお値段で、ワインのペアリングにもぴったり!今度は、普通にワインとお料理を楽しみに来たいと思いました。みなさんも、静岡市に来ることがあればこちらの「apis」さんはおすすめですので、ぜひ訪ねてみてください!

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記事を書いた人

ワイン、日本酒、音楽、サッカー、アウトドア好きです。お酒にまつわる面白い話を書いています。また、ネットでワインショップ「LIFE WITH SAKE & WINE」をオープンしました。10%オフクーポン「open2021」(お1人様1回有効期限無し)ご用意したのでぜひご覧下さい!

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