柿とワイン
みなさんこんにちは。前回、柿と日本酒の話をしましたが、あれ以降も立派な柿がいくつか取れました。そこで、今度はワインと合わせられないものかと考え、とりあえず柿をカットしてみました。すると・・・
熟し具合が全然違う!
左側はまだ実がしっかりとしていますが、右側はけっこうトロトロな感じになっております。さて、どちらもそれぞれに美味しい状態の柿ですが、このままワインと合わせるのでは少し味気ない感じがしたので、私なりに何か手を加えてみる事にしました。
そして思い付いたのが、メロンなどの果物に生ハムを巻くあのスタイルです。甘味の強い食材に塩味の強い食材を合わせる事で味わいのバランスが取れてより美味しくなる、と言う理論はこの柿にも通用しそうだと考えました。
そこで、試しに生ハムで柿を包んでみたところ、生ハムの塩味と柿の甘味が調和して、これがなかなか美味しい!柿も上記の2種類試してみましたが、どちらも良く合いました(個人的には、トロトロ柿の方がより食感や味わいに濃厚さが感じられて好きでした)。
さらに調べてみると、柿にクリームチーズを加えるレシピを発見したので早速こちらもトライ。すると、クリームチーズによってまろやかな風味と酸味が加わり、より美味しく変化しました!こうして完成したのが・・・
柿とクリームチーズの生ハム包み~オリーブオイルと黒胡椒を添えて~
オリーブオイルの風味とテクスチャーがより一体感を増幅させ、さらに黒胡椒がいいアクセントになっています。我が家の柿が、まさかこんなにオシャレな前菜に生まれ変わるとは(笑)。
そして、これに合わせるワインはと言うと・・・
エルサ・ビアンキ・トロンテス 2020 ¥1,595(税込)
アルゼンチンを代表する白ブドウ品種「トロンテス」から造られる白ワインをペアリング。柿の甘味に対しては、フルーティさだけではなくて余韻の長い酸味を持つこのワインを合わせる事で、甘味、塩味、旨味に酸味が加わり、味わいのバランスが絶妙になりました。
しかも、トロンテスはスパイシーな料理にも合うので、アクセントに加えた黒胡椒の風味とも好相性でした(ちなみに、現在このワインも入った6本セットが20%オフにて販売中です、ぜひ上のリンクから覗いてみて下さいね(笑))。
いかがでしたか?柿も、こうして手を加えると立派なワインのアテになるんですね〜。そんな事を思いながらペアリングを楽しんでいると、私の元に新たな刺客が!?
柿です(笑)。
しかし、ただの柿ではありません。写真では伝わりづらいのですが、持ってみると・・・!?
グニョグニョ
もう完熟もいい所、ジュックジュクの熟柿でございます(笑)。さて、もう皮も綺麗に剥けないぐらいに熟したこの柿を、なんとかしてワインのアテに生まれ変わらせる事は出来ないものか?そして、思案の果てに私がたどり着いた答えとは・・・?
気になる方はぜひ有料部分でご確認くださいね(笑)。