RaspiBlitz + CLN + CLBOSS 0.13A を試す

RaspiBlitz + CLN + CLBOSS 0.13A を試す

RaspiBlitz + CLN + CLBOSS で4日ほど運用した結果、得られたフィーは24.567Sats。立ち上げ直後のノードとしては、初日から早速ルーティングがあったりとなかなか優秀なのではと思っていたのだが。

(Fee Report: 25457sat と書かれていますが、25457msatが正しいです。私も2度見しました。)

Feeを得るために使用したリバランスのフィーがちょっと多すぎてシャレにならない。RaspiBlitz でメニューからインストールできるCLBOSSは、v0.10なのだが、0.11Bのリリースノートに、

このリリースでは、以前のリリースよりもリバランスの頻度が大幅に低くなっています。以前のリリースは頻繁にバランスを取り直す傾向があったため、稼いだ金額よりも大幅に多くのお金を失うことになりました。このリリースではそれが改善されていますが、残念ながら、チャネルのバランスが大幅に崩れています。収益を最大化するには、これに関する作業と実験がさらに必要です。

とか書いてある。さらにネットを漁ると、

「CLBOSSで#LightningNetworkのノード管理を自動化する」を公開しました!c-lightningのノード管理をCLBOSSにオフロードして、外に出て生活をするための解説+ショートチュートリアルです。」

「RaspiblitzインストーラーでCLBOSSをインストールする方は、より積極的にチャンネルのバランスを調整するリリースバージョンをインストールすることになり、その過程でより多くのサッツを消費する可能性があることに留意してください。より少ない時間とサット数でリバランスを行うためには、より新しいタグまたはマスターにアップデートしてください。」

下調べ大事!(すでに手遅れ。)

というわけで、CLBOSS v0.10 は停止。CLBOSSのバージョンアップ方法を調べた。

1. RaspiBlitz の コンフィグスクリプトを編集する方法

CLBOSSをインストールするためのコンフィグスクリプトは以下で編集できる。

vi ~/config.scripts/cl-plugin.clboss.sh

(エディタはお好みで)

この中に書かれているCLBOSSVERSION="0.10" の行をCLBOSSVERSION="0.12"に変更。こうすることで、インストールするバージョンをv0.10からv0.12にできる。

通常通り、RaspiBlitzからCLBOSSをインストール

menu から SETTINGS を選んで、

「-CL CLBOSS Automatic Node Manage」にチェックを入れて、OKでエンター!コンパイルにそこそこ時間がかかるが、作業としてはこれで完了。

:
:
make[2]: Leaving directory '/home/bitcoin/cl-plugins-available/clboss-0.12'
make[1]: Leaving directory '/home/bitcoin/cl-plugins-available/clboss-0.12'
# Restart the lightningd.service to activate clboss
# clboss was installed for mainnet
# Monitor with:
sudo tail -n 100 -f /home/bitcoin/.lightning/bitcoin/cl.log | grep clboss
cl clboss-status
https://github.com/ZmnSCPxj/clboss#operating

しばらく待っていると、上記が表示され、インストールが完了する。

ただし、この方法は、現在の安定板0.12には使用できるが、 プレリリースの0.13Aには使用できない。なぜならインストールスクリプトで決め打ちしているダウンロード先と公開されているファイルの場所が一致しないから。プレリリースの0.13Aをインストールするための方法が次。

2. コンフィグスクリプトの内容を手動で実行する方法

先ほどのコンフィグスクリプトの中身のをひたすら手動で実行してくだけなのだけど、念のため順番に書いておくと、

  • プラグインフォルダに移動
    ₿ cd /home/bitcoin/cl-plugins-available
  • CLBOSS 0.13A をダウンロード
    ₿ sudo -u bitcoin wget https://github.com/ZmnSCPxj/clboss/files/8683015/clboss-0.13A.tar.gz
  • CLBOSS 0.13A を展開
    ₿ sudo -u bitcoin tar -xvf clboss-0.13A.tar.gz
  • CLBOSS 0.13A のディレクトリへ移動
    ₿ cd clboss-0.13A
  • configure && make
    ₿ sudo -u bitcoin ./configure && sudo -u bitcoin make
  • CLN にプラグインとして認識させるため、シンボリックリンクを作成
    ₿ sudo ln -s /home/bitcoin/cl-plugins-available/clboss-0.13A/clboss /home/bitcoin/cl-plugins-enabled
  • RaspiBlitz に CLBOSS をインストールしたことを知らせてやる。(メニューからアンインストールできるようになる。)
    ₿ /home/admin/config.scripts/blitz.conf.sh set clboss "on"
  • なんか確認してる(よく分かってないが、実行後、state="ready" の結果が返ってくること確認している。)
    ₿ /home/admin/_cache.sh get state
  • lightningd を再起動
    ₿ sudo systemctl restart lightningd

完了!

clboss-unmanage コマンドで、ノードごとに自動料金設定停止やリバランス停止をさせることができるのだけど、リバランスの停止は 0.12 では出来ず、0.13A からなので、最新の0.13Aで運用を再開した。

やはり、すんなり自動化なんてものは実現しないようだが、これはこれで楽しい!

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katana🗡 Lightning Node 運用中。03328dba4e263835416d35b14a2f0298f567c6bb5dad7e3d33d671de30d542b4c1

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