抑えて欲しいDeFi用語について
これだけはわかって欲しいDeFi用語を調べ、書いてみました。
流動性マイニングについて
イーサリアム上の分散型取引所(例えばUniswapやsushiswap等)のプールにイーサやWBTCなどの資産を流動性としてを預けることで、資産を預けた人はDEXの利用者が支払った取引手数料を収益を得られます。この事を流動性マイニングといいます。また流動性を提供する人は流動性提供者と呼ばれます。流動性マイニングの元祖はuniswapで、現在はCurve FinanceやBalancerなど、多くの流動性マイニングをすることができるDEXが存在します。
イールドファーミングについて
イールドファーミングとは、投資家がトークンといった資産を分散型取引所(DEX)のレンディング等を用いて預けることで、金利や手数料収入を得る運用モデルです。DEX側から見ると投資家がトークンを貸し出すことで流動性が高まってサービス利用機会を増やす事ができ、投資家から見るとイールドファーミングで得られる利益やトークンを得られるので、双方ともメリットがあります。
イールドファーミングの一種としてイーサリアムプロトコルを用いたものである流動性マイニングがあります。
ガバナンストークンについて
ガバナンストークンとは、分散型取引所のユーザーが、そのシステム管理方法について投票するためのトークンです。それは新しい提案や仕様変更に対する投票のために利用され、ブロックチェーンベースの投票システムにもなっています。現在、DeFiサービスにお金を集めるための新しい手法となっています。ガバナンストークンの一例として、分散型取引所であるuniswapにおけるuniやマイクリというゲームのMCHコインがあります。
流動性プールについて
流動性プールとは、分散型取引所(DEX)で提供されているETH/USDCなどの特定の資産同士を交換できる取引ペアをいいます。
流動性プールでは多くの資産が預けられている場合は大きな金額でも確実に取引ができます。しかし、プールに預けられている資産が少ない場合は注文価格と約定価格にズレが生じます。つまり、流動性が高い資産ほど有利に取引できるということです。
メタマスクについて
メタマスクとは、 イーサリアムやERC20準拠のイーサリアム系のトークンが保管できるブラウザ拡張機能機能を使ったウェブウォレットです。
このウォレットを使う事により、ウェブページとイーサリアムプロトコルを結びつけ、ブラウザからイーサーやERC20トークンを送金や受け取りができます。ただ、秘密鍵は常にインターネット上に保管されている状態なので、大量のイーサやERC20トークンを保管することは推奨されす、厳密に保管したい場合はハードウェアウォレット等を使う事になります。
けど、メタマスクを用いてuniswapといったDEXを使う事になるので、インストール必須のブラウザ拡張機能です。なので、メタマスクには必要最低限のイーサを保管するのが良さそうです。