佐賀県に生息する鳥「カササギ」について
佐賀平野では、白と黒が混じった以下のような鳥を見ることができます。
この鳥はカササギと言われます。顔がかわいいです!!
また、カササギは「カチ」と鳴くために、佐賀ではカチガラスとも呼ばれます。
カササギの生息と由来について
カササギの仲間は北半球の広い範囲に分布しているのですが、日本では、そのほとんどが佐賀平野を中心とした狭い範囲に生息しています。なぜ佐賀平野という狭い範囲に生息しているのかは諸説あります。
その説は、16世紀から17世紀初頭に朝鮮半島から移入されたとする説、大陸から自力で渡って来た説、かつて日本の広い範囲に生息していたが、住みやすい環境の佐賀平野付近にのみ残ったという説などがあります。
カササギが食べているもの
カササギは雑食性があり、穀類や果実、昆虫、カエル、魚類などいろいろなものを餌として食べます。そのため、農作を行う際の害虫(例えばイナゴ)を食べてくれるので、益鳥とされています。
繁殖について
カササギは、10月ごろから春のはじめごろまで巣作りを行います。枝などを用いて高い木や電柱に巣をつくり、卵を産んでその巣でヒナたちを育てます。(電線がショートするかもしれないので、駆除されたりします)
そして春から初夏にかけて巣立ちます。