音楽は数学だ!
こんばんは、和尚です。
タイトルは鍵盤見てて思ったことなんですが、JNWさんから音楽のリクエストをもらった(自意識過剰)ので、ちょっと昨日のやりとりを元に、書いてみたいと思います。
(いま音程についての授業で2,3,6,7度は長短系、1,4,5,8度は完全系とならったはずだが・・・といま長女に聞いて確認しました。合ってます)
前回のコメントで「効果的なディミニッシュの使い方には投げ銭」とのコメントもありました。なんのこっちゃと思われる方もいらっしゃったかと思いますが、今日はちょっと、ディミニッシュを含むコードというものについて、勝手に語ってみたいと思ってます。
音楽が好きでない方も、楽器をいじったこともない方も、
♪ドミソ
という「和音」は聞いたことがあるでしょう。楽器ある人はこれを同時にならしてみてください。はい落ち着いたハーモニーになりますね。
まあコード≒和音としていいかと思います。上記コードは「C」と表記します(正確にはCメジャーだけど)。
音楽は、この「音程」ってのが重要で、この組み合わせによって曲感がガラッと変わります。まま前記事ではちらっとコード「進行」についてテンション高く語ったのだけど、このコードの構成要因について熱く語りたいとおもってます(いらんかもしれませんが)。
音楽の時間でまず和音で習うのは、このCコード(ドミソ)。
これが基本としてもらっていいと思うんですが。
これはいわゆるハ長調のハーモニーの基本でして。
まあ、理論としてはあるのですが、結果だけいいますと、このC(ドの音)を変えずに、あとこのミとソの音を変化させたり他の音を加えたりして、イメージを変えるんですよね・・・。
例えば、ミをミ♭に変えれば、Cm(シーマイナー)、暗い短調の和音になります。逆にミをファに変えればCsus4(シーサスフォー)で緊張感のある音になります。
また、別のアプローチとして、このCコードにシ♭の音を加えるとC7(シーセブン)となってちょっとカントリーチックな音になりますし、シの音を加えるとCM7(シーメジャーセブン)となって昨日申し上げたようにブルージーな雰囲気を醸し出します。さらにレの音(出来ればオクターブ上の・・・もしくはミソドレという展開形でトップノートにレを置いていただくと)を加えるとCadd9(シーアドナインス)となって、また変わったハーモニーになります。
(ほらほら、鍵盤ある人は弾いてみて!ギターある人はTAB譜見て!・・・といいつつ頭の中で音出しながら書いている私・・・)
さて、昨日出てきた「ディミニッシュ」。
こういう、キモかっこいいコードは「テンションコード」(あ、さっき出てきたsus4とかadd9とかもそうですが)といいまして、曲全体で使われるわけではなく、料理のスパイスみたいに使います。というのは、これをベタ弾きすると、ひじょーーーーーーに気持ち悪い和音になってしまって、いわゆる不協和音でございまして、料理でコショウばかり食べる奴やタバスコばかり食べる奴がいないのと同様、これだけでは曲なんて成り立たなくなります。
では、昨日のディミニッシュコードとはいかなるものか?
答は!
ドミ♭ソ♭
うーん、これ数学的で、ドとミ♭、ミ♭とソ♭の間に挟まれた鍵盤(黒鍵含む)は2つづつでシンメトリーになるんですが、出来た和音はシンメトリーどころの騒ぎではない・・・。ということで使い方を間違えるととんでもないことになるのですが、使い方によってはとんでもなくカッコイイ感じが醸し出されるスパイスなのですわ。
ここでやってますが、まあプロの方の解説をお聞きいただきながら、駄文を〆させていただきたいと思います。
あ、次回はもっとまともに、音楽鑑賞の話をしたいと思います。