住宅地に広がってる?東京23区エリア別のコロナ発生状況

住宅地に広がってる?東京23区エリア別のコロナ発生状況

本日は東京23区を西部、都心、東部の3つの区域に分けて新規患者発生の傾向を見ていきます。ここから見えてくるのは都心から離れた区域で患者数が増えていることです。使用するデータは東京都が提供している区市町村別の患者数の最新版、7月23日時点のものです。

※このデータの見方は「東京都においてのコロナ患者数の実態」をご覧ください。

ここでおことわりを入れます。私は感染症や統計学の専門家ではなく、あくまでデータを表計算ソフトでにらめっこしてる素人です。一個人の見解なので情報に誤りがあるかもしれません。ここに書かれた情報はご自身の責任でご利用ください。

まず、23区西部、23区都心、23区東部のグラフからご覧ください。

この3つのグラフから分かることは、現在23区東部での新規患者数が増えていることだと思います。その中でも足立区と江戸川区は先日の記事でも触れましたが、クラスター発生により患者数が増えているようです。さらに、今日は墨田区で園児間での感染を含めたクラスターが確認されています。

都心部の7区に関しては、繁華街の多い新宿区や渋谷区はここ数日患者数の増加率が下がってきている傾向のようです。ただ、増加率では収まってきている新宿区では過去7日間で一日平均47人の患者が発生していて、依然として絶対数では突出していて、一番多い区となっています。

23区西部では目黒区と品川区での増加率がここ2〜3日上がっているようです。目黒区も墨田区と同様に保育園でのクラスターが発生しています。

やはり、傾向として繁華街より住宅が多い地域に新規のコロナウイルス患者が見つかるようになってきているようです。

また、子供の場合は幸い無症状の場合が多いようですが、マスクをかけていない幼稚園児も多いでしょう。今後心配されるのは重症化リスクの高い同居者への感染が進むことです

日々200人以上の新規患者が出ている今、医療機関は受け入れ体制強化と多くの患者の受け入れを同時に進めているので大変多忙な状況だと思われます。少しでも感染拡大を防ぐために一人ひとりの努力が求められていると思います。

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