ブドウ栽培日記3 #15
みなさんこんにちは。園芸素人の私がブドウ栽培に挑戦すると言うこの企画、前回はカベルネちゃんの実のトリミングとシャルドネちゃんの実の収穫を行いました。そして、謎の季節外れの新しい房が出現しましたが、今回、さっそくその房にトラブルが発生(笑)。一体何が起きたのかと言うと・・・
いつも通りに新しく房が出現した部分を確認していると・・・ん?・・・あれ、これって!?・・・みなさん、わかりましたか?よ~く見ると・・・
この部分、なんと茎が折れかかっているではありませんか!ちょうどこの日は朝から風が強かったので、どうやらその強風によって茎が折れ曲がってしまったようです。ただ、完全には折れていないようですし・・・
房の部分には今のところダメージは無さそうなので、とりあえずはこのまま様子を見ていきたいと思います。それから2日後・・・
あの折れ曲がってしまった茎は、調子が良いのか真っ直ぐに伸びていました。そして・・・
房の部分も順調に成長を続けておりました!さらに2日後・・・
この日も、折れ曲がってしまった茎は真っ直ぐに伸びていました。もしかしたら、このまま復活してくれるかも!?そして・・・
房の部分も順調に成長を続けておりました!・・・ところが翌日、またいつものように様子を見てみると・・・
あ~!!真っ直ぐに伸びていたあの茎が、再びあらぬ方向へぐにゃりと曲がっていました。すぐに・・・
元の位置に戻してあげましたが、心なしか折れ曲がった部分から先の葉っぱが萎れているようにも見えます。その後・・・
翌日には、なんとか元の状態に戻ったように見えましたが・・・
茎には痛々しい傷痕が出来ていました。・・・何か添木のようなものをした方が良いのかも。ただ・・・
房の部分に関しては、茎のダメージを一切感じさせないぐらい順調な成長を見せておりました!ちなみに、この時期のカベルネちゃんとシャルドネちゃんの様子はと言うと・・・
ご覧の通り、まだまだ青々とした葉っぱを茂らせていました!また・・・
挿し木の先輩カベルネも、相変わらず元気に育っていますし・・・
挿し木のブドウ達も元気いっぱいに育っておりました!さて、その翌日、この日もいつものようにあの茎の様子を確認してみると・・・
あ~!!重力に負けるように、再び下向きに折れ曲がっていました。それでも、その後は・・・
このように、なんとか目一杯光合成をしようと不屈の精神で耐え忍んでいました!この健気な姿に私は、感動すら覚えました(笑)!そして、その頑張りに応えるかのように・・・
ついに、あの房が開花(フロレゾン)をしてくれたのです!まさか、この時期に開花出来るとは思っていなかったので驚きです!その後も・・・
あの茎は、折れそうになりながらも必死に耐えて光合成を行い、栄養を房へと送り続けました。そして・・・
房もその栄養を受け取り、すくすくと成長を続けていました。・・・しかし、ついにあの健気な茎は・・・
房の開花を見届けると、程なくして力尽きてしまいました(泣)。
・・・こんな傷を負いながらも、房のために今日まで頑張ってくれたこの茎には感謝しかありません!今までありがとう!・・・そして、何としてもこの房を立派なブドウにしてみせると心に誓いました!・・・さて、その後の様子はと言うと・・・
カベルネちゃんの一部の葉っぱに変色(紅葉?)が見られ始めましたが、あの房は・・・
なんと結実(ヌエゾン、実になる部分が出来ること)に成功しました!どうやら、他の枝で作られた栄養がちゃんと届いているようです。・・・これは、本当に季節外れのブドウが誕生するかも!?一方、忘れてはならないのが・・・
本来あるべき姿のブドウ達ですが(笑)、こちらの房は色付きも徐々に進み、とても順調な様子です。ただ・・・
こちらの房は、いくつかネット内に脱粒しているものもみられ、ネット越しで見づらいですが、全体的にレーズンっぽくなっていてあまり良い状態とは言えません。また・・・
他のトリミングした房も、結局はこのような状態(カビが原因?)になってしまいました。
こちらも、おそらく収穫は出来そうにありません。・・・それにしても、すでに実ったブドウとこれから大きくなるブドウが同じ木に同じタイミングで存在していると言うのは、かなり不思議な光景です(笑)。もしかしたら、カベルネちゃん自身も不思議に思っているのかもしれませんね(一体どんな感覚なんだろう(笑)?)。続いては・・・
先輩カベルネの様子を見てみますが、こちらもこの時期になって少し変色し始める葉っぱが出始めていました。しかし・・・
こちらの挿し木のブドウ達には、まだそのような気配は見られませんでした。・・・これは若さ(樹齢)の違いなんだろうか(笑)?いずれにせよ、いよいよ今シーズンのブドウ栽培も佳境に入ってきました!今色付いているブドウは無事に収穫出来るのか、そして今結実したブドウは無事に育ってくれるのか、今後のブドウ栽培日記からも目が離せませんよ(笑)!