Lightningでとりあえず手っ取り早くルーティングを始める方法

Lightningでとりあえず手っ取り早くルーティングを始める方法

以前から解説したい、とずっと言っていた初心者向けのルーティングに関する記事です。ありがたいことにDiamond Handsプロジェクトがきっかけで初心者だけどラズベリーパイでビットコインのフルノードを立ててみました、という人や、Lightning Networkが少しづつ理解できてきました、という人も結構増えています。

ただし、ラズパイでフルノードを立て、Diamond Handsにチャネルを開設してみたものの、これから先何をやったらいいかわからないという人も多いと思います。実際、Diamond Hands参加ノードの大半はまだ「ルーティング」をしたことのないノードです。

「ルーティング」「リバランス」「インバウンドキャパシティ」などってよく聞くけどそもそも何ですか?という素朴な疑問を持っている人も多いと思いますし、これからDiamond Hands参加者のデザイン能力のある有志と一緒に図解もしていきたいと思っています。

ただし、今自分はそれぞれ分かりやすく解説する余裕がないので、先にチートコード的に最も簡単にルーティングを発生する方法論だけ記事にしておきます!笑

コンセプトや細かい理解はまだあやふやだとしても、まずは習うより慣れろ、ということで、その他のノードからのLightning送金を中継して手数料を稼ぐ行為、いわゆるルーティングを自分がセットアップしたノードにやってもらうところからまず入りましょう。色々間をぶっ飛ばすので、よくわからない人はその他のSpotlight記事を読んだり、テレグラムグループで質問してみてください。

まずはLNBigからInbound Capacityを購入しよう

ルーティングするのにまず最低限必要なことは、Diamond Handsと同じ要領で複数のノードにチャネルを貼ることです。理論上は最小2つのノードにチャネルを貼ればルーティングが発生する可能性が出てきます。

実際Diamond Hands参加者に何人かヒアリングしましたが、どうやらDiamond HandsとLNBigにチャネルを貼っておけば、その後特に何もしなくても月に2−3回くらいの頻度でルーティングは発生しているようです。

こちらはDiamond Handsに参加していて、Umbrelでフルノードを立て、DHとLNBig(LND-41)のみに接続している人のRide the Lightning上のルーティング結果を見せてもらったものですが、7月23日にDHからLNBigへ、1.4万Satsのルーティングが発生したようです。(LNBigからInbound Capacityを購入する方法についてはこちらの記事も参考にしてください)

これがまず最小構成です。Diamond Handsにしかまだチャネルを貼ってない人はまずLNBigのウェブサイトからインバウンド付きのチャネルを一つか二つ追加で購入するところから入ってください

ちなみにLNBigはたくさんLightningノードを運用しており、どのノードからチャネルを貼ってもらえるかはランダムなようです。運が良ければお金がたくさん流れてくるノードにチャネルを接続出来ますが、運が悪いと永遠にBig経由でルーティングが発生しない可能性もあるので、LNBigは良心的なサービスですし、2つほど追加でチャネルを貼っといても損は多分ないでしょう。

もっと頻繁にルーティングするにはどのノードにチャネルを貼るべきか?


さて、ではLNBigとDHに無事チャネルを貼ってもこれだと月にせいぜい数回しかルーティングが発生しないので、ちょっとつまらないです。Diamond Handsの参加者には出来るだけ最低でも1日1回はルーティングが発生するような環境を構築してほしいので、これではまだ足りません。

ルーティングの基本として、多くのノードにチャネルを貼れば貼るほど、ルーティングの確率は増しますが、どのノードに接続すればいいかわからない、そこまで資金に余裕がない、という人も多いと思います。(ここらへんの戦術を考えるのが中長期でのLightningルーティングの醍醐味ですが、これはまだ少し先の話)

というわけでLNBig以外にどのノードに接続すればいいかですが、ずばりDiamond Handsプロジェクト参加者の中でたくさんルーティングをしていそうな優良ノードに0.005−0.01BTCくらいのチャネルを貼るのが今なら実は一番手っ取り早いと思います。手数料設定は変えてもいいですが(このやり方などもチュートリアル記事を少しづつ出します)、とりあえずルーティングをまずはやってみることが目的なら、デフォルトの手数料のままでとりあえずは大丈夫です。

ではどのノードがルーティングたくさんしてるのか?ですが、先日発表したルーティング金額ランキングを参考にしたり、テレグラムのグループ内で積極的に貢献しているメンバーなどのノードにつないで行くのがまずはいいと思います。ここらへんは参加者同士でフレンドリー競争やアピールをしてもいいと思います。

では、なぜDiamond Handsコミュニティのトップノードに接続するとルーティングが発生するのでしょうか?

先日発表した通りDiamond Handsでは8月に実験的にルーティング金額ランキングに応じた報酬を準備しているので、これらのトップノードはルーティング金額を増やすためにバランスが崩れると頻繁にリバランスをしたり、実はすでに多くのTxを作っているからです。

ですから、それらのノードに他のDH参加者が接続すると、トップノード的にはリバランス出来る経路が増えて嬉しいですし、まだほとんどルーティング出来ていないノードも実際にルーティングをしながら、手数料調整、リバランスなどについて学習する手っ取り早い方法になるので、お互いにメリットがある程度あります。DH参加ノードごとにさらに細かいギルド的なグループを作って協力したり、その他のグループと競争する、という関係が出て来たりする可能性もありそうです。

ルーティングは奥が深い

さて、というわけで、BigとDiamond Handsのトップノード接続が今なら一番簡単な構成だと思うので、よくわからない人はまずはここから始めてみてください。

一点注意ですが、Lightningのルーティング競争というのはノード運営者同士の熾烈なキャパシティの奪い合い、一種の陣取り合戦です。上記でDHのトップノードに接続するとルーティングしてもらえる、と言いましたが、手数料設定などが良くないと、実はキャパシティの付け替えに利用されているだけ、というようなちょっとした搾取関係にもなりえます。「キミの敗因は容量(キャパシティ)のムダ使い」といわんばかりに、キャパシティをガンガン吸われる可能性もあります。

ここらへんの駆け引きがルーティングの面白さですが、やはり失敗してもいいのでまずはやってみるところからでしょう。ルーティングは奥が深いです。ちなみに、Lightningではルーティング手数料分くらい損を被る可能性はありますが、チャネルにのせておいたビットコインが直接的に減ることはないので、安心して色々やってみてください。

というわけで今回はここまで。他にもキャパティの基本や、リバランスまで色々学ぶことはありますが、まずはDHにチャネル接続(アウトバウンド)、LNBigからキャパシティ購入(インバウンド)、DHのその他のノードに接続(アウトバウンド)、この3つから始めてちょっと様子をみるところからおすすめします。

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