ブドウ栽培日記2 #20
みなさんこんにちは。園芸素人の私がブドウ栽培に挑戦するというこの企画、前回は追肥によって順調に成長をしている最中、ブドウの粒が萎れ始める異変が発生。そこで、これ以上ブドウの実を木に実らせておくわけにはいかないと判断し、急遽収穫をすることにしました。・・・とは言え、なかなか時間が作れずに・・・
異変が発覚した28日から翌日の29日になり、さらに萎れ具合が加速(笑)。さらに・・・
1日、また1日と時間が経ち、ブドウがしわしわになってしまいました(笑)。そして、ようやく10月1日に収穫をすることが出来ました。まずは・・・
こちらの房から。ほとんどが枯れたり脱粒したりしてしまいましたが、2粒ぐらいはなんとか食べられそうです(笑)。続いては・・・
大本命のこちらの房。片方は結局半分ぐらいのサイズにまで萎れてしまいましたが(笑)、もう片方はツヤとハリのある立派なカベルネ・ソーヴィニヨンに育ってくれました!あとは・・・
一応、こちらの房と(笑)・・・
こちらの房達も収穫しました(笑)。こうして・・・
こちらの食べられそうな2房と・・・
食べられそうにない3房が、今年の収穫高となりました(笑)。まあ、挿し木から2年で初収穫まで辿り着けたので、これはこれで良しとしましょう!ちなみに・・・
サイズ的にはこんな感じで、少し小さいと思われるかもしれませんが、元々カベルネ・ソーヴィニヨンは小粒で、小指の先ぐらいの大きさだと言われています。ですから、これが平均的なサイズだと思われます。
さて、この収穫したブドウ、せっかくなので味見をしようと思ったのですが、私にはどうしても一緒に食べてもらいたい人物がいました!それは・・・
いつものDIYの友人です(笑)!この日も、忙しそうにアガベの面倒を見ていましたが(笑)、毎年ブドウの鉢の植え替えなどを手伝ってくれていたので(・・・というか、ほとんど彼がやってくれました(笑))、彼無しではこの収穫はあり得ませんでした。ですから、彼と一緒にブドウの収穫祭を行うことにしました(笑)。・・・と言っても、食べられそうなのが2~3粒しかないので(笑)・・・
写真上部の小粒を友人が、そしてこの一番良さげな粒を私が味見することになりました。まずは、粒を梗から取り外し、少し周りを磨いてみると・・・
黒光りし始めました(笑)。そして、肝心なそのお味はというと・・・おお!!ちゃんと甘いぞ(笑)!醸造用なのでジューシーさはありませんが、ちゃんと果皮の部分のタンニンも感じられる!これは、まさしくカベルネ・ソーヴィニヨンじゃないか(笑)!さらに、赤ワイン造りには欠かせない種も2つ入っていました(友人の食べた小さい粒には種は無かったようです)。
ただ、あまり酸味を感じられなかったので、もしかしたら収穫タイミングが遅かったのかもしれません。でも、品質はともかく、自分で育てたブドウを収穫して食べることが出来るなんて、ちょっと感動的でした(笑)。そして、来年こそはもっと収穫量を増やしつつ、質の良いブドウが出来るように工夫をしていこうと思いました!
さて、その後のブドウ達ですが、引き続き日当たりの良い場所へ置き、水やりやら刺客達との戦いやらを続け・・・
時には強風でカベルネちゃんが倒れたり・・・
時には台風によってシャルドネちゃんが台から落下したりと、いくつかのアクシデントを乗り越えながら、徐々に冬に向かって変化が見られるようになりました。まずは・・・
挿し木のカベルネですが、徐々に葉っぱが紅葉して落葉も見られるようになりました。そして・・・
この頃には、紅葉が木全体に見られるようになり・・・
1月には全ての葉っぱが枯れて、ほぼ落葉していました。
シャルドネちゃんも同様で、徐々に紅葉が見られるようになり・・・
この頃には、かなり落葉も目立つようになりました。そして・・・
1月にはほとんどの葉っぱが枯れて落葉していました。
カベルネちゃんに関しては、左の枝から紅葉が始まり・・・
11月の終わりには、左の枝だけが寂しい状態に。そして・・・
こちらも1月にはほぼ全ての葉っぱが落葉していました。こうなってくると、ブドウの木は休眠状態に入っているので、水やりも控えながら、様子を見守る日々が続きます。そして・・・
ついに、シャルドネちゃんもカベルネちゃんもほぼすべての葉っぱが落葉しました。いや~、葉っぱが無いとこんなにも細くてひょろひょろとした感じに見えるんですね~(笑)。それはさておき、このようにブドウが休眠状態に入っている間に、私にはやっておかなければならないある重要な作業がありました。それは・・・
「剪定」作業です!去年は、なかなか剪定作業に踏み切る事が出来ずに、結局4月の頭になってしまいました。その結果、すでに休眠状態から覚めていたブドウの切り口から樹液が溢れ出し、なかなか止まらずに苦労と心配をする羽目になりました(笑)。ですから、今年は休眠期の間に剪定作業を行うことに決めました!その様子は、次回のブドウ栽培日記にてお届けしようと思いますので、ぜひお楽しみに!