オールインワンスパイスカレーの魅力に気づいたかも

オールインワンスパイスカレーの魅力に気づいたかも

はじめに

 なぜ、いままで存在に気づけなかったのか、はっきりくやしい。そのうっぷんを晴らす目的で文を書き起こすことにした。オールインワンスパイスカレー、表参道スパイス研究所の一連の製品の存在である。

スパイスのきいたカレーとその作製時間のあいだには、比例関係が成り立つとばかり思いこんでいた。それは今回、わたしのなかで覆されたかもしれない。

いそがしい、でもなにがしか料理はつくりたい

 このところ、あわただしい。彼の病の影響で家の自分のRyzen搭載のPCの前にすわっていることが多くなっているのは確かなのだが、なぜか繁忙期を迎えている。

アフターなんとかの準備とかで、やたら新事業を起こそうとする自分のキモチを抑えることができないのがその原因である。

したがって家にいながら、おっと昼飯はどうすると11時をまわったあたりであわてふためいてしまう。こどもが腹を空かせてぴいぴい泣きはじめる時間だ。

時間がないけれど…

 そこでキモチを奮い立たせ炊飯器に米をセットしつつ、おもむろに左向きに120度転回して冷蔵庫とひそかに相談する。在庫野菜とのあいだで取引が成立すると、すくないレパートリーのなかから妥協の産物としての料理名が決まるわけだが、そこには時間の問題がそびえたつ。

そう、時間の制限だ。12時までには何とかしたい、11時をすぎて情け容赦なく右回りをつづける時計の長針(うちはアナログです)をみつめながら「ふっ」とか「あらら」とか「だめじゃん」とかつぶやく。そして火を通さずとも食べられるもので済そうかとレトルトや冷凍食品たちの悪魔の誘い…。

このような場面でカレーが頭に浮かんでしまう、悲しい性

 いかんいかんと思いつつ、こんなときにかぎって2時間でも3時間でもコトコト煮つづけてようやく完成するいくつかの料理が思い浮かぶ。いったん脳裏にうかぶと払しょくするのは困難だ。

上述したスパイスのきいたカレーなど11時過ぎからの着手などもってのほか、べつのものをとか、ほかにないのかとあせりはじめることになる。でもそんなときほど食べたくなるのがこのカレー。

思考回路が黄色一色で染まり、両腕で頭をかかえて途方に暮れていると、それを見かねた家族からの助け舟あり。

天の声、差し出されたものは

 「これこれ」と家族が差し出した透明袋入りの実体のつかみにくいさらさらした乾燥物。オールインワンスパイスカレー、表参道スパイス研究所(https://spicecurry.jp/)の製品。封を切るとあざやかに香る。

まさに香辛料のファンファーレが聞こえてくる(幻聴か)。まだできてもいないうちから食欲へのいざないが胃袋からスタートしそう。察した十二指腸あたりでは早とちりした消化酵素のmRNA の転写がはじまりかける。

でも、これを嗅いでいるだけでは腹が満たせない現実に引き戻されて我にかえり、なべを準備、袋のなかみを全部入れるやいなや、そそくさと「トマト缶、トマト缶。」とローリングストックの容器に首を突っこみ、なかからしっかと缶をつかみかかると、プルタブをひっぱりなかの赤いもの200gをなべにぶちこむ。

さらに、サバ缶もしくはカレー用牛肉、豚肉、鶏肉(あるいはそれらのミンチ)を適量(300g程度)、そして水を300mL。かきまぜつつ火にかける(さいしょ5分ほど強火~中火、のち弱火20分)さて、昼めし前のしごとをかたづけよっと。えっ、それだけ?

何か、忘れていませんか?わすれてないよ。

 ええ、それだけ。何もしませんよ。まあ、たまに焦げつかないように、くるくるおたまでなべぞこをかきまぜるけど、とくべつなにもしません。

じつはわたくし、時間があるときはじっくりカレーをつくるほう。くわえるハーブを庭でつくるぐらい。でも、このオールインワン・・・をはじめてつくったときは拍子抜けして。なにかやり忘れてないか、重大なトラブルをまねかないか、不安になるほどだったので。

ところがほんとうに何もしません。ほんとです。あれっ、玉ねぎを黄金色にいためまくるチャツネは?ニンニクやしょうがを入れないの?とかとか。

肉をレンジで半解凍する時間を入れても、ゆうに11時すぎから着手しても、NHKの昼のニュースのテーマを聞きながら、テーブルの前でできあがりの本格的なカレーにスプーンをつっこむことができます。いやできるはず。これで3人前。

食べた感想

 あれっ、ひとくち口に入れて得た感想。カレー屋さんのレベルに近いじゃん。自分ではそう思いました。

できてすぐでも2、3日置いたカレーのように味がまとまっていて、なおかつ口の中にふくむとハーブたちが、ぼくはここだよとか、わたしもはいっているわとか、つぎつぎに感じとれます。まとまって調和がとれている。

サバをつかっていてもサバが主張しすぎることはなく、渾然一体となれていると感じました。うまく香辛料がまとめてくれています。

いそがしいけれどレトルトよりはちょっとプラスしたい、料理の手を加えたいというときにいいかも。さらにひとこと。わたしんちはトマト缶の中身を200gから400gにアレンジして食べてます。

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