居酒屋で一杯
みなさんこんにちは。ちょうど1カ月ほど前の事ですが、毎年参加している四日市の酒蔵さんでの酒造り体験で仲良くなった方が、出張で静岡に来る事になったので、夜一緒に飲みに行く機会がありました。ちなみに静岡は、みんな通過する事はあっても立ち寄ってくれる事が意外とないので(笑)、私としてはとても楽しみにしていました。・・・そして、この日私達が選んだお店は・・・
こちら!見てください、静岡市の中心部にあって、歴史を感じさせるこの佇まい!
大衆酒場の「多可能(たかの)」さんです!とても良い雰囲気の外観ですが・・・
店内も昔の古民家のような味のある佇まいで、まさに居酒屋の原風景とでも言うべき光景が広がっていました。そして、様々な時代を見守ってきたであろうその空間には、なんとも言えない温かみと心落ち着く空気感が漂っていました。ちなみに、創業はなんと大正12年(1923年)、今年で101年目を迎える老舗の居酒屋さんで、あの吉田類さんの「酒場放浪記」にも登場した事があるお店です。
こちらはドリンクメニュー。ビールには静岡麦酒、日本酒には静岡の地酒の「萩錦」と「平喜」がありました。
こちらは料理のメニュー。手羽先のワイン焼が気になります。そして・・・
静岡と言ったらやはりおでんも外せません!・・・と、いろいろ悩んでしまいましたが(笑)、とりあえずは・・・
静岡麦酒で乾杯!この日は、2月なのに20度を超える暖かい気温で、しかも雨上がりで少し湿度が高い感じだったので、ビールが非常に美味い!そして・・・
こちらはお通しの大根の煮物。味がよく染みていて美味しい!こういうお通しが出てくると、俄然飲む気が沸きます(笑)。そこで、まずは・・・
ぜひ静岡の名物を食べていただきたいと思い、黒はんぺんのフライをオーダー。おでんはもちろん、少し炙って食べたりもしますが、私はこのフライが結構好きなんです。そして・・・
お刺身の盛り合わせもオーダー。・・・となると、ここからは・・・
日本酒で一杯!まずは、萩錦さんの純米吟醸を冷酒でいただきます。ちなみに、静岡は酒処であり、食中酒としてのスタイルがメインなので、美味しいアテと一杯やるのにはぴったり!続いては・・・
あの気になっていた手羽先のワイン焼をオーダー。ワインベースのタレに付け込んであるらしく、味がよく染みていてこれも美味しい!・・・メニューにはありませんが、これなら赤ワインでも楽しめそう(笑)。続いては・・・
豚ねぎまの塩をオーダー!そして、ここからは少ししっかり目のお料理なので・・・
萩錦さんの特別純米酒「登呂の里」を冷酒でいただきました。豚肉の脂の旨みと特別純米酒の旨みのある味わいがよく合いました。そして、常にお客さんで賑わう店内の活気ある空気が、お酒とアテをより楽しく美味しくしてくれます。続いては・・・
静岡おでんをオーダー!具材は、定番の黒はんぺんに牛すじ、そして白焼をチョイス。この白焼は練り物で、独特のモチモチとした食感があり、出汁もよく染みるので美味しいのですが、他所では見た事がないので、もしかしたら静岡おでんならではの具財なのかもしれません。そして、そんな温かいおでんには・・・
やはり熱燗がよく合います!私達はいつも酒造りの合間に、燗をつけて楽しむぐらいの燗酒好きなので、おでんと燗酒は至福の時間となりました(笑)。さて、そうこうしていると、あっという間にラストオーダーの時間が。そこで、最後は・・・
お茶漬けで〆る事に!・・・このお茶漬けも美味しかったな~。こうして、楽しい美味しい静岡の夜は幕を閉じましたが、友人にも静岡の夜を満喫してもらえたようなので良かったです。ぜひみなさんも、静岡に立ち寄る機会があれば、老舗居酒屋の「多可能(たかの)」さんを訪ねてみてはいかがですか?美味しいお酒とアテ、そして長い歴史が醸す素敵な空間があなたを待っていますよ~!
多可能さん行ってみたくなりピン留めしました!