山わさび塩ラーメン

山わさび塩ラーメン

みなさんこんにちは。さあ、毎週末恒例となりましたペアリング実験ですが(笑)、今回もいつものようにお昼に食べるものを探していると、こんな物を見つけました。

山わさび塩ラーメン

私の友人が、以前北海道のお土産にくれた物です。ちなみに山わさびとは、緑色のいわゆる本わさびとは違い、西洋わさび(ホースラディッシュ)と呼ばれる白色のわさびです(画像の上部に写っているあれです)。よく、ローストビーフの薬味に使われたりしますが、どうやら北海道では生産が盛んなようです。

それにしても、刺激up!の文字が気になります(笑)。さらに蓋の表記をよく見てみると・・・

「辛いものが苦手な方はご注意ください」

と書いてあります(笑)。正直辛いものは苦手なので少々不安ですが、どちらかと言うと唐辛子系の辛さが苦手なので、わさび系の辛さに関しては恐らく大丈夫だろうと考え、さっそくお湯を入れてみます。

ちょうど朝食時に余ったゆで卵があったので、蓋の上でついでに温めます。

そして完成です。こうやって見ると、けっこう具沢山な感じです。何が入っているのか調べてみると・・・

かやくは「キャベツ・味付き鶏肉そぼろ・なると・ごま・ねぎ」と言った感じでした。そして、スープは魚介メインの塩味と言う事で、これらの味わいと山わさびの清涼感を加味して・・・

同じくハーブ系の清涼感のあるソーヴィニヨン・ブランの白ワインと合わせてみる事にしました。

まずはスープから味見してみると、確かに魚介風味の塩味で、少しニンニクがアクセントを加え、そして山わさびの清涼感と独特のツンとした辛みが全体を覆ってきます(まさにローストビーフの薬味の感じです)。初めて食べる感覚でしたが、普通に美味しい味わいでした。

そこで、今度は麺をすすってみると・・・

「ぐふっ...!」

まるでドラクエで絶命する直前の人物があげるような音とともに、すすった麵を勢いよく吹き出してしまいました(笑)。山わさびの強烈な刺激がダイレクトに気管に届き、思わずむせ返ってしまったようです。刺激up!恐るべし!

今度は慎重に麺を口に運び、そして白ワインを合わせてみます。すると、味わい的には魚介系塩味とソーヴィニヨン・ブランの柑橘系のニュアンス、そして山わさびの清涼感とソーヴィニヨン・ブランのハーブ系の清涼感は合いました。しかし・・・

とにかく辛い!!

そうなんです、最初はあまり感じなかったのですが、食べていると段々と辛さが際立ってくるのです。確か、わさびの辛みは熱を加えると消えると聞いた事があるのですが、この山わさび塩ラーメンは時間が経つほど辛さが強くなっていくような感覚でした。

正直、この辛さと刺激が強すぎて、もうワインとのペアリングどころではありません(笑)。むせないようにゆっくり口に運ぼうと思ってはいても、何回かに一回はつい癖ですすってしまい、その度に、

「ぐふっ...!」

といった断末魔の叫びが部屋中に響き渡ります(笑)。そして、そのうちに今度は目までもが、揮発した辛み成分によってダメージを受けたようで、いつの間にか涙が止まらなくなっていました(笑)。

あまりに強烈だったので、本当にこの味わいが正しいのかをネットで調べてみると、そこには、

「食べられる拷問」「食べる催涙ガス」「ゴーグル必須」

などの感想が書かれているではありませんか(笑)。やはり、相当強烈な食べ物だったんですね。これは、注意書きの通り辛いものが苦手な方は要注意です!いや~、それにしてもペアリングの実験だったんですが、思いもよらぬ結末となりました(笑)。今回の教訓は、

「刺激が強すぎる食べ物とのペアリングは難しい!」

と言う事ですね(笑)。

みなさんも、もしこの山わさび塩ラーメンを食べる機会があったら、ゴーグルを用意して食べ方には十分気を付けて下さい、味は美味しいので、辛いのが好きな方はハマるかもしれませんよ。

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