【Orbs Lambda】Layer3ブロックチェーンによる応用的なビジネスロジックを備えたDappsの構築にむけて
昨日は「Orbs東京ミートアップ」に参加してきました👍
Cryptoでの定期支払いに実用的であるとのことで、今回は
・L3:スマートコントラクトだけでは実装できない複雑なロジック/スクリプトの実行。(Orbs = より自由度の高いDappsのインフラ)
などについて調べてみました。
OrbsによるL3アプリケーション and 応用的なCrypto支払いは今後のホットトピックになるかもしれませんね✌️
■Orbs Lambdaについて
・従来のスマートコントラクト:任意の条件または時間で将来のアクションをトリガーすることはできない。
Orbs Lambdaは、上記の課題解決にむけた補完的なソリューションであり、
・スケジュールされた時間間隔
・新しいブロック
・新しいオンチェーンイベント
などの応用的なビジネスロジックを備えたDappsの構築をサポートします。
公式サイトでは、
・Orbs Lambda:分散化されたイベント駆動型のサーバーレスの分散型コンピューティングソリューション
と定義されており、JavaScriptで記述が可能である点や実行のトリガーを選択してデプロイするまでのプロセスが約30分で完了することが特徴です。
https://www.orbs.com/Orbs-A-Re-introduction/
・L3:スマートコントラクトだけでは実装できない複雑なロジック/スクリプトの実行。(Orbs = より自由度の高いDappsのインフラ)
上記の定義にあるようにOrbsがL3として、各Dappsのインフラとして機能することで、より細かなニーズに対応したサービスにブロックチェーンが活用されるユースケースが創出されるのでは想定しました✌️
Chainlinkでは、気候変動リスクに対応した農業用パラメトリック保険の自動支払いを実現しており、同様にスマートコントラクトを活用した社会課題の実現をOrbsもサポートしていくと考えられ、これによってブロックチェーンの社会実装が促進されていくとよいですね。
・Chainlink パラメトリック保険のスキーム図
Orbs Lambdaを活用したCrypto定期支払いについては、
・毎月25日/10USDC(月額料金)
などをトリガーに設定するのかと想定しており、技術的用件など確認中です。😊
まとめ
・定期支払いレベルまでCryptoが価値交換手段(money2.0的な)として普及した貨幣システム + TONブロックチェーン/Telegramエコシステム
など、より応用的なCrypto支払いの実現とともに、TONブロックチェーン/Telegramエコシステムとの連携による相乗的な発展など、今後数年で見込まれるのかと個人的には思いました。
L1、L2で様々なプロダクトが開発されていますが、ほんまに実生活やビジネスで使うとなるとより細かなニーズに対応する必要があり、中長期的にはL3が非常に重要であると感じました。
今後もOrbsについては勉強していこうと思いますー✌️