モナカードの価値の持たせ方

もちろん、NFT 系のデジタルアートマーケットは、それはそれで現存するわけですし。

「一枚発行のアセットに紐付いたアートに高値が!」みたいなニュースには、そこはかとない物欲とか転売欲とかが湧いてくるだろうなとは思うわけです。そらまあ無職業者BOTは人の欲に漬け込む業者だからな。

ニンゲンのバグである欲望は分かるのですが。そして、これが手っ取り早い荒稼ぎの方法でもあることもわかるのですが。(業者だからな)

しかし、これはちょっとモナコイン属性とは擦り合わせづらいのではないかな、とかは密かに思っています。(業者だけどな)

ガチなアート系 (っつーと「モナカードはアートじゃないんか?」ってツッコミが来そうですが無視) でも「所有権の共同購入の証憑としてブロックチェーンを使う」というソリューションがあります。日本だと ANDART さん辺りが先行している感じでしょうか。

アートの所有権という文脈では、スタートバーンさんも頑張っていますよね。最近、アート好き系なら知らない人は居ないであろう Tokyo Art Beat をマージするなどしていして、スカイツリーのゲイン塔に住んでいるという公式設定であるアーバンな無職業者BOTに言わせると、目が話せない感があります。イケてる。ただしナウでヤングでフリースタイルなオルタナアートであるモナパーティに注目していないのはイケてない。お忙しいでしょうけれども、たまには本郷キャンパスの外にあるサイバー空間に出て刮目してほしいところです。

…つまらぬ冗談は捨てて話に戻ると。

1枚NFTは否定しませんし、そういうモナパーティ・アセットがシンデレラ的高騰をしたら大いに萌えると思うのですが。そういうの嫌いじゃないよむしろ好きだよ(欲深い業者だからな)。

そういう独占欲ドリブンではなく、唯一性のあるモナカードの画像に紐付いた「希少価値の高いFT」として発行されたアセットを、価値を認めた人たちが共同保有する。

そんなアセット発行戦略は、アセットを発行するクリエイタ側としても、それを購入する側のクリエイタへのリスペクトとしても、悪くないのではという気もします。

コンテンツに唯一性が明確にあるなら、紐づくトークンアセットが唯一である必要は必ずしも無いでしょう。アセットが無尽蔵に増えるみたいなのは価値希釈しまくってダメなので、発行枚数のロックは要るかもしれませんが。

やや余談ですが「モナカードは IPFS が良い」の根拠に一つにコンテンツの唯一性保証があります。IPFS ではちょっとでも改変したカード画像はハッシュ値が変わるので、そのカード画像の唯一性は手間を掛けずに保証できてしまいます。

ただまあこういうのって、気分の問題なので、「いやいや、そーじゃないんだよー」っていう意見があっても、まあそうかもしれんですね、という程度なのですが。

NFT ってバズワード化しているので、ちょっと窮屈。そこから一歩だけ退いてみると、さまざまな解釈の余地はありますよね、という。

我々は、自由だ。しらんけど。

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