ビットコインは割高か?
こんにちは、カラコンルです。
昨日の夜に1BTC=100万円を突破し、さらには一時1万ドルまで達したことで再びビットコインが盛り上がっています。
理由は定かではありませんが、著名投資家のポール・チューダー・ジョーンズがビットコインを購入したり、アメリカや日本で現金給付が行われたこと、各国の中央銀行が史上最大の量的緩和を始めたこと、そしてビットコインの半減期が1週間以内に控えていること等、ビットコインにポジティブなファンダメンタルが揃っています。
ジョーンズ氏は「インフレヘッジとして1970年代に金が担った役割をビットコインが担うことになるだろう」と語っています。これはビットコインがようやくSoV(価値の保存)性を持つ安全資産として、暗号通貨投資家以外の投資家にも目を向けさせることになります。
僕はたまに米国株投資家のブログを見ることがあるのですが、2019年頃からビットコインに関して将来の安全資産になるという内容が書かれていることが増えてきました。さすがにLightning NetworkやサイドチェーンのLiquidに関しての記述は無いので、MoE(交換の手段)としての期待はありませんが、SoVとしての期待は非常に高まっています。もはやビットコインは投資家に1つのアセットとして見られているのです。
しかし、価格が割高か?割安か?を判断する指標がビットコインには長い間ありませんでした。なので安全資産であっても明らかに割高な価格で買ってしまうことがあります。例えば株価ならPER(株価収益率)やPBR(純資産倍率)のように割高であると判断してくれる指標が当然のようにあるのです。
その課題を解決してくれたのはStock-to-flow Modelでした。