12ワードを暗記する記憶術「場所法」

～この記事は「記憶術」を趣味としてお勧めする内容となっております～

近年「記憶術」の本が何冊も出版されているのをご存じでしょうか。記憶力を競う「メモリースポーツ」という競技も盛り上がりを見せています。

記憶術のテクニックを使うと、脈絡の無い単語を順番通りに覚えることが可能となります。
何番目は何という順番がしっかり合うのがポイントです。

つまり、これを利用すると、ウォレットの12単語や24単語のパスフレーズの暗記が可能となります。
1：SNOW 2：JUNGLE みたいなアレを最後まで覚えられるようになります。

今後世界がどうにかなってしまっても、脳内にパスフレーズが完全に暗記できていれば、巨額を裸一貫で持ち歩くことができて、空港でパソコンやスマホを押収されても怖くありません。自分最強！そう思いませんか？

それを可能にするのが「場所法」です。
これは、人間の帰巣本能みたいな場所を覚える機能をうまく利用する記憶法で、メモリースポーツのチャンピオンも使っています。また、そんなに難しいものではないので、誰でも時間とやる気があれば習得できます。
といっても独学は地味な作業なので、友達と同時に始めて競い合うみたいなやり方が良いと思います。セミナーはちょっと高いです。私が行ったのは5万円以上しました。ストアカ等のオンライン系や、本を読んで仲間との競い合いがリーズナブルです。

場所法は、最初に暗記する物を脳内でしまう場所を設定します。
家の中の間取りや、通勤に使っている場所など、普段からよく触れている場所が使いやすいです。
私は山手線の駅でも場所を作って番号を振ってみましたが、毎日は乗っていないのでちょっとあやふやになり使いづらかったです。順番が絶対に混乱しない一本道で場所を作るのが良いです。
パスフレーズを覚える場合は、12個の場所を作りましょう。

家の中の間取りの場合は、似たものは絶対に入れないようにします。トイレが2箇所ある場合には1箇所だけです。
順番を間違えないように時計回りと決めたらそのようにします。
例えば 1:ベッド 2:本棚 3:デスク 4:パソコン 5:クローゼット 6:和室 7:階段 8:リビング 9:キッチン 10:玄関 11:お風呂 12:洗面所 みたいな感じです。

場所ができて場所の番号ですぐに思い浮かべられるようになったら、そこに覚える単語をイメージして置いていきます。
この場合に、パスフレーズは英語よりは日本語のワードの方が間違いが無いかと思いますが、日本語で復元できるウォレットは限られますので、一長一短です。英語の場合は、イメージよりも英単語を英字で覚えるやり方の方が良いかもしれません。
1:SNOW ベッドの上に雪が降っている 2:JUNGLE 本棚にジャングルジムがある のように、ありえなくて変なイメージをすることで記憶にうまく定着しやすくなります。ばかばかしいほど記憶しやすくて良いです。

単語の中には形容詞などイメージしづらいものもありますが、同じ場所に英語のスペリングを入れておくこともできます。思い出す時に単語が一発で出て来ない場合は、追加情報を後から足しておきます。

これらを最後まで諦めずにサボらず行うと、脳内には12単語がしっかりと記憶されます。
できるまでやることが一番難しいので、最近の相場で富豪になった方はセミナーに行くのも良いかもしれません。
セミナーは主催者側がメモリースポーツで顕著な成績を収めている等の実績があるものを選んでください。

私はセミナーでパスフレーズとは全然関係ありませんが20単語を覚えまして、何ヶ月も経った今でもほぼ完全な形で思い出すことができます。頭の中で自宅から特定の駅へ向かうルートに全部のイメージが置いてあるので、脳内で道をたどるだけだからです。場所はコンビニや小学校などを使っています。ちなみに7番はセブンイレブンです。

なお、場所法以外の暗記法はあまり長持ちしませんでした。その場限りの1週間程度でした。単発の資格試験には使えると思いますが一生は覚えていられないです。
なので、場所法は最強だと身をもって言うことができます。

記憶術をちょっとやるとクレジットカードの番号と期限と認証コードくらいはすぐに覚えられますので、クレカをECサイトに登録しないことが増えました。テンキーであっという間に入力し終えます。これもできると便利なので挑戦してみてください。私は数字のゴロ合わせ法で覚えました。クレカの16桁は覚える気があれば全然余裕で行けます。年号4つ分です。

またしばらくSTAY HOMEな「おうち時間」が増える方もいらっしゃるかと思います。
記憶術で日常がちょっとショートカットできたり、自分が強くなったように感じるのは楽しいものですので、是非チャレンジしてみてください！

▼私のおすすめ本はこちら（カラーで絵が多い）

▼トランプ52枚の覚え方はこちらの方が分かりやすかったです

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