Liquid USDT払いでBlockstream Satellite受信機を買ってみた
皆さんはBlockstream Satelliteをご存知でしょうか。人工衛星からビットコインのブロックやライトニングネットワークのネットワーク図が地球に向けて配信されていて、インターネットがなくてもノードを同期できるものです。
日本からBlockstream Satelliteの電波を受信するにはKuバンドかCバンド対応のパラボラアンテナや受信機が要りますが、詳しくない人にはハードルが少し高いです。そこでBlockstream Satellite Base Stationという、単体で動作するキットができました。これです:
https://store.blockstream.com/product/blockstream-satellite-base-station/
$500しますが、別途アンテナや受信機などを用意せずに済むので、手間を考えるとそこまで悪くない価格設定かと思います。$400のBasic Kitと$300のアンテナを組み合わせるより安いのも良いです。ただし、日本までの送料が$125くらいするので、トータル$625ドル。送料高い…
と思いきや、Liquid-USDT払いすると本体価格が10%オフになるキャンペーンをやっていて、合計$575くらいで買うことができました。
自分はビットコインマキシマリストなので、ほとんどUSDTを使ったことがありません。Liquidも普段から使っているわけではないので、Liquid-USDTとL-BTCを入手するところから始まりました。
残数が少ないので、モタモタすると買えなくなってしまうのを危惧しつつ、10%オフを狙ってやってみました。この記事は待ち時間に書いています。
どこのサイトで手に入れるか
日本のユーザーがLiquid-USDTとL-BTCを手に入れるのに手っ取り早いサイトは3つあります:
Bitfinex-(口座を持っていて本人確認レベルが十分に高い人向け)
Liquiditi.io-BTC、L-BTC、Liquid-USDT、L-CAD間の交換がアカウントなしでできる。
Sideshift.ai-BTC、L-BTC、Liquid-USDTにも対応したアカウント不要の両替所大手。一番おすすめ
ちなみに送金手数料用に少量のL-BTCも手に入れる必要があります。(上記から手に入れたLiquid-USDTを直接Blockstreamに送りつけることもできますが、Bitfinex以外だと厳密な量を指定できません…)
最初にLiquiditi.ioで交換しようとしたのですが、ぎりぎり足りるように計算してBTCを送ったら、Service feeでさらに数ドル引かれたり、レートが変動して少し足りない事態に。ちなみにオンチェーンでトランザクションが承認されるまで変換レートが確定しませんでした。なのでSideshift.aiで少額追加しました…。これらのサイトからのLiquid-USDT、L-BTCはBlocksteram Greenに送ります。
この段階で記事を書いていますが、タイミングが悪かったのかビットコインのブロックが2時間で2ブロックしか進んでおらず、手数料をケチったことが災いしてなかなか変換できません。(先日のポワソン回帰分析の記事に照らし合わせると、これは年に2回くらいあると期待される現象だとわかります。)
その間に在庫数が17→7へと減っていくのを目の当たりにして焦っていますw
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さて、着金しました。
そして支払いました。
楽しみです!届いたらまた記事にします。
やり直すとしたら
Bitfinexにずっと使っていない口座があるので、そこで本人確認してからBitfinexにライトニングチャネルを開設し、ライトニングで送金して、Bitfinexから直接BlockstreamにLiquid-USDTで送金するのが一番スムーズかも。Inbound liquidityも得られて一石二鳥だったかもしれません。(日本人で本人確認できるかはわからないけど)