夏の試飲会 #2(スペシャルディナー)

夏の試飲会 #2(スペシャルディナー)

みなさんこんにちは。今回は、オーストラリアワインテイスティング東京の続きをご紹介したいと思います。前回、長時間に及ぶセミナーと試飲会にお昼ご飯抜きで挑んでいた私は、しばらく放心状態に陥っていました(笑)。しかし、再び気合を入れ直し、向かったのが・・・

こちら!そう、銀座シックスです!実は、ここにある・・・

モダン・オーストラリアレストラン「アイアンバーク グリル&バー」にて、「ディスカバー豪ワイン スペシャルディナー」が開催されるのです!昨年も、試飲会の後に開催されましたが、とても良かったので今年もこのイベントを楽しみにしておりました。さっそく店内に入ってみると・・・

おお~!!今年もおしゃれな空間が広がっております!!そして・・・

昨年同様、本格的なテーブルセッティングも施されていました!さらに・・・

ウェルカムドリンクとして、ジントニックのサービスまで!まさに至れり尽くせりですが(笑)、まだ少し時間があったので、これを飲みながら・・・

本日のお料理とワインのペアリングのリストを確認。今年はモダン・オーストラリア料理ということで、期待が高まります!・・・そして、

各テーブルに、西オーストラリア州のマーガレットリバー産のスパークリングワインが配られ・・・

今年もこのイベントを企画した「ワインオーストラリア」のローズさんの挨拶が終わると・・・

参加者みんなで一斉に乾杯!いよいよ今宵の宴のスタートです(笑)。まずは・・・

「モッツァレラチーズとブドウを使った前菜」が登場!本来は生牡蠣を使ったメニューでしたが、実はあと2日間試飲会があるので、万全を期するために別のものにしました。クリーミーなモッツァレラチーズとブドウの果実味がマッチし、同じくクリーミーなテクスチャーと繊細な泡が心地よいスパークリングワインと良く合いました!続いては・・・

「南オーストラリア州のミナミマグロと温玉のタルタル」が登場!少し甘みと酸味のある味付けに細かく刻まれたレッドオニオンの辛味と食感、少しクミンシードのようなスパイスとマグロの旨みが、温玉のまろやかな味わいと合わさってとても美味しい!そして、このお料理には・・・

2種類のワインをペアリング!まずは、樽熟成をさせたシャルドネが登場し、マグロのまろやかな旨みを上手く包み込んでくれましたが、圧巻だったのは2種類目のロゼワイン!南アフリカ品種のピノタージュやスペインのテンプラニーリョ、シュナンブランを使った程よく果実味と重さのあるロゼでしたが、これがタルタルの味付けと完全に同調し、ロゼ由来のほんのり感じるタンニンとマグロの上質な脂が絶妙にマッチして完璧なペアリングでした!続いては・・・

「真鯛のグリル エスニック風 トムヤムスープ パクチー洋梨」が登場!皮目をパリッとグリルされた真鯛に、酸味と少し甘みのあるトムヤムソース(辛さはほとんどない)と、パクチーのハーブ感がエスニックな味わいにしてくれて美味しい!そしてこちらにも・・・

2種類のワインをペアリング!まずは、ソーヴィニヨン・ブランで造られたオレンジワインでしたが、緑を感じるハーブ感や酸味と果実味のある味わいがとてもマッチしていました。また、2種類目のアロマティックなゲヴュルツトラミネールを樽発酵させた珍しい白ワインは、エスニックな料理との相性が良く、甘みを感じる味わいなのでもう少し辛さのあるトムヤムソースでもペアリング出来そうでした。続いては・・・

「ヴィクトリア州オコーナープレミアムグレードビーフ サーロイン」が登場!さらに・・・

「オーストラリア産ウィンター黒トリュフパスタ」も登場!なんとも贅沢な食材がふんだんに使われたお料理ですが、これらには・・・

やはり赤ワインをペアリング!右から、グルナッシュ、ピノ・ノワール、シラー、ネッビオーロと、改めてオーストラリアワインの多様性を感じさせるラインナップですが、グルナッシュやシラーはサーロインとの相性は抜群!さらに、キノコのような風味などもあるピノ・ノワールやネッビオーロには、黒トリュフのパスタが良く合いました!そして最後は・・・

デザートに「オージーパブロバ イチジク カダイフ カシス」が登場!ちなみに、「パブロバ」とはオーストラリアの伝統的なメレンゲを使ったお菓子で・・・

通常はこんな感じなのですが、モダン・オーストラリア料理になると、ここまで洗練されたデザートになるんですね!・・・こうして、3時間近くに及んだ「ディスカバー豪ワイン スペシャルディナー」は終了しました。

こちらが今回登場したワインですが、どれも非常にクオリティが高く、また個性もあって素晴らしかったです!そして何より、オーストラリアの食材を使ったお料理とのペアリングも考えられていて、とても勉強になりました!また来年も開催されるなら、ぜひとも参加したいと思います!そして、そのためにも引き続き微力ながらオーストラリアワインの普及に努めていきたいと思います!・・・オーストラリア最高(笑)!!

この続き : 263字 / 画像 5枚
100

会員登録 / ログインして続きを読む

関連記事

記事を書いた人

ワイン、日本酒、音楽、サッカー、アウトドア好きです。お酒にまつわる面白い話を書いています。また、ネットでワインショップ「LIFE WITH SAKE & WINE」をオープンしました。10%オフクーポン「open2021」(お1人様1回有効期限無し)ご用意したのでぜひご覧下さい!

SNSにシェア

このクリエイターの人気記事

芸能人格付けチェック、なぜ白ワインと赤ワインを間違えるのか?

1544

シャインマスカットで飲む

1418

シンポジウムの語源にワインあり?

927