
今年も浜松でワイン会を開催してみた
みなさんこんにちは。今から3か月ほど前のことですが、毎年恒例となりつつある浜松でのワイン会を開催しました!会場となったのは今回も・・・
豆腐料理の「三幸」さんです!そして、例年通り私が全てのワインの用意をすることになっていたので、直前まであれこれ悩みながらワインをチョイス!そして、まずは・・・
スパークリングワインで乾杯!こちらは、イタリアのフェルゲッティーナが造る「フランチャコルタ パ・ドゼ リゼルヴァ 33 2015」!フランチャコルタとは、イタリアでシャンパーニュと同じ製法で造られる伝統的なスパークリングワインで、こちらは2015年もの。さらに、同蔵が誇る「サテン、ミッレディ、エクストラ・ブリュット」と呼ばれる3つのベースワインを33%ずつブレンドした最高峰のキュヴェです。また、ボトルの形状も独特で、「ピラミッド型ボトル」と呼ばれるこのボトルは、通常のボトルよりもワインと酵母の接触面積が広くなるので、より旨味を効率的に得ることが出来るそうです。・・・そんな説明をしていると・・・
本日のお料理が登場!毎回お料理のジャンルは異なりますが、今回は和食をメインとした内容とのことで、こちらの先付けと・・・
お刺身の盛り合わせ(カツオ、ブリ、白ツブ貝、いかオクラ)が登場!そこで・・・
すぐに2種類目のワイン、フランス・アルザスのアルベール・マンが手掛ける「アルザス・リースリング 2021」を抜栓!ミネラル感とシャープな酸味が特徴のワインで、特に貝との相性が抜群でした!続いては・・・
ホタルイカと筍の酢味噌和えが登場!旬の食材を使ったお料理ですが、これにも先ほどのリースリングが良く合いました!続いては・・・
3種類目のワイン、フランス・ボルドーのソーテルヌ格付け2級シャトーが手掛ける「シャトー・ドワジーデーヌ セック 2019」を抜栓!元々ソーテルヌ地区は甘口の貴腐ワインが有名ですが、こちらはユニークな辛口スタイルのワインで、柑橘や桃のような香りにフレッシュな酸が印象的な味わい。そして、このワインには・・・
カレイの照り焼きが良く合いました!続いては・・・
4種類目のワイン、フランス・ブルゴーニュ地方のムルソーの造り手ドメーヌ・ミシュロが手掛ける「ブルゴーニュ・コート・ドール・ブラン 2021」を抜栓!上品な樽のニュアンスに柑橘やストーンフルーツ、そして程よいコクとミネラリーで綺麗な酸味がバランスの良いシャルドネですが、これには・・・
ホタルイカのアヒージョをペアリング(ここからはスペイン料理が登場)!また、先ほどのドワジーデーヌ・セックとも美味しく楽しむことが出来ました!続いては・・・
5種類目のワイン、ドイツのフォン・ウィニングが手掛ける「ピノ・ノワール アム・グーテンベルク 2020」を抜栓!こちらは、ピノ・ノワールの本場ブルゴーニュのクローンを使用したワインですが、想像した以上に力強くてしっかりとしたスタイルの味わいで、ドイツのピノ・ノワールの品質の高さを改めて実感しました。続いては・・・
6種類目のワイン、フランス・ブルゴーニュの造り手で「香りの魔術師」とも称されるニュイ・サン・ジョルジュのドメーヌ・ジャン・マルク・ミヨが手掛ける「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ オー・フォルク 2021」を抜栓!「香りの魔術師」の名の通り、赤い果実などの非常に華やかなアロマに、綺麗な酸味とキメの細かいタンニン、まるで出汁のような旨味も感じられるエレガントな味わいで、先ほどのドイツのピノとは対極にあるようなキャラクターでした!そして、ドイツとフランスのピノの飲み比べをしていると・・・
今度はハリッサ(北アフリカの辛みのある調味料)添えの鶏唐揚げと・・・
揚げた桜エビを乗せた揚げ出し豆腐、そして・・・
〆にはひじきと梅のおにぎりと、具沢山お味噌汁が登場!お店の看板であるお豆腐料理(これが非常に美味しい!)を入れつつ、今回もアヒージョやハリッサなどの多国籍なテイストをさりげなく入れてくるあたりが、さすがは三幸さんと言ったところでしょうか!今回も美味しいお料理をありがとうございました!
さて、これでお料理は一通り終わりましたが、みんなからは・・・もう少しだけ赤ワインが飲みたい、とのご要望が(笑)。そこで・・・
こんなこともあろうかと、余分に持って来ていたワインを抜栓することに(笑)。こちらは、フランスのエルミタージュを拠点とする北ローヌの名門、ドメーヌ・ポール・ジャブレ・エネが手掛ける「クローズ・エルミタージュ ドメーヌ・ド・タラベール 2020」!シラー100%のこのワインはクローズ・エルミタージュの伝統的な1本で、クラシカルながらも深みや奥行きのある、まさにお手本のような素晴らしいワインでした!・・・そして、ようやくみんなの満足そうな顔を確認出来たので(笑)、最後の〆に・・・
2種類目にも登場したフランス・アルザスのアルベール・マンが手掛ける「アルザス グラン・クリュ ゲヴュルツトラミネール フルシュテントゥム ヴィエイユ・ヴィーニュ 2018」を抜栓!華やかな香りと豊かな果実味に、しなやかさを感じさせるやや甘口の甘美な味わいは、今宵の宴の締めくくりにぴったりでした!こうして・・・
今回の浜松ワイン会も無事に終了することが出来ました!この日は全部で8本空きましたが・・・実は心配だったのでもう1本持って来ていました(笑)。まあ、このワインはまた別の機会にでもご賞味いただくとして、来年も浜松ワイン会を開催出来るように、また色々なワインの準備でも始めようかな(来年はどんなお料理が出るんだろう(笑)?)!