冷やし甘酒を作ってみた
みなさんこんにちは。先日、夏バテ防止のために奮発してうなぎを食べましたが、そう簡単に元気になるものでもありません(笑)。さらに、ここ数日の急激な温度変化で、少し自律神経の働きも弱っているように感じられました。
そこで、うなぎ以外に何か良い食材はないかと冷蔵庫を探してみると・・・、ありました!
酒粕です!
去年の年末ぐらいに、酒蔵さんから直接手に入れた酒粕がまだ残っていました。すでに半年以上が経過していますが、さすがは酒蔵直送の酒粕、まだまだ元気な状態です。当初は、味噌ラーメンやカレーなどいろんな料理に酒粕を加えて食べていましたが、最近は酒粕を全く食べていない事に気が付きました。
酒粕と言えば、栄養価が非常に高く、疲労回復効果もあるので夏バテ防止には持って来いの食材です。さらに、酒粕には腸内環境を整える効果もあるらしく、それによって自律神経のバランスも整えられるそうなので、今の私にはぴったりだと言えます!
そこで、今回はこの酒粕を使って冷やし甘酒を作ってみる事にしました。甘酒と聞くとなんとなく冬のイメージですが、俳句では甘酒は夏の季語らしく、江戸時代にはすでに夏バテ防止のドリンクとして重宝されていたそうです。
なるほど、では私も先人たちの知恵に倣い、夏の甘酒で体調を整えてみたいと思います!まずは、
鍋に酒粕を適当な大きさにちぎって入れます。酒粕は事前に電子レンジで軽く加熱しておくと、柔らかくなって溶かしやすくなります。次に、よりまろやかな味わいにしたいので、
今回は水ではなくて牛乳を入れます。さらに砂糖を適量加えたら、鍋を中火にかけます(ちなみに私のレシピはすべて目分量です(笑))。
温めながら酒粕を溶かしていき、適宜味見をしながら好みの甘さ、濃さに調整していきます。そして、最後にアクセントとして、
レモン果汁を加えます。よく冬場などは生姜汁を加えますが、今は夏なので体を温める効果よりも、疲労回復効果のあるクエン酸を多く含むレモン果汁を今回は選択しました。あとは火を止めて粗熱を取り、冷蔵庫で冷やせば・・・
冷やし甘酒の完成です!
ミルク風味のまろやかな味わいを、レモンの酸味が引き締めてくれるので、スッキリと楽しめました。いや~、夏の甘酒もいいもんですね~!今回は酒粕から作りましたが、市販されている甘酒なら冷やすだけなので(笑)、手軽に楽しめておすすめですよ!ぜひ、夏の甘酒で体調管理をしてみて下さい。