フォーとワインは合うのか?
みなさんこんにちは。最近の週末は、変わった物とお酒を合わせる事にハマっている私ですが(笑)、実は先週の日曜日にもこんな事がありました。
お昼御飯を簡単なインスタント食品で済ませようと考えていた私は、何かないかと物色していると、こんな物が出て来ました。
フォー チキン味
エースコックと書かれていますが、実はこれ、友人からベトナム旅行のお土産に頂いた物です。その為、裏側を見ても・・・
日本語表記は一切ありません(笑)。
さて、こう言った変わった物を前にすると、すぐに私はどんなワインが合いそうかなあと想像してしまう訳です(笑)。そこで、どんな材料が使われているか調べてみると・・・
英語表記ですが、いくつか特徴的な材料が見えてきました。まずはチリソース、そして乾燥パクチー(dried culantro)、さらにはクエン酸(citric acid)、恐らくレモンっぽい酸味とパクチーの風味がする、少し辛いフォーと言った感じでしょうか。
味の想像が大体付いたところで、取り敢えず調理に取り掛かります。
英語表記ですが、絵を見ただけでも理解できるぐらい簡単な作り方です(笑)。そして袋を開けると、一気にアジアの香りが広がります(間違いなくパクチーが主役です)。袋の中には、
乾麺のフォーと、
各種調味料が入っていました。それらを絵の通りに・・・
器に入れます。緑色に見えるのは乾燥したパクチー、そして赤く見えるのが少し酸味を感じるチリソース、オレンジ色はおそらくヤシ油と思われます。これらの上から・・・
沸騰したお湯を注ぎ入れて・・・
蓋をして3分待ちます。すると・・・
お~、乾麺のフォーがちゃんと戻っています。これを混ぜれば・・・
フォーの完成です。さっそく味見をしてみると、鶏出汁ベースのシンプルな優しい塩味で、後から唐辛子系のピリっとした辛さがやってきます。そして、終始部屋中に広がるパクチーのハーブ香が凄い(笑)。まるで、アジアに旅行にでも来ているかのようです(笑)。とても美味しい味わいですが、思ったほどレモンのような酸味がありませんでした。そこで・・・
今回は酸味のある白ワインを中心にセレクトしてみました。
まずは、柑橘系の風味とハーブの香りを持ち、酸味もしっかりしているソーヴィニヨン・ブランを合わせました。このワインは、パクチーのハーブ感にも合うし、足りない酸味をワインが補ってくれるので、フォーの味わいもよりバランスが取れて美味しくなりました。そして、余韻にも綺麗な酸味が続くので口中をリフレッシュしてくれて、これはパーフェクトなペアリングでした。
続いては、同じくしっかりとした酸味を持ち、香りに柑橘系と少し蜂蜜のようなニュアンスを感じる、少し甘さのあるリースリングを合わせました。こちらも、酸味がフォーの味わいのバランスを取り、そして、上品な甘さが辛さをマイルドにしてくれて、これも悪くないペアリングでした。同じようにスパイシーなアジア料理との相性は良さそうです。
と言う事で、ワインを飲みながらフォーを食べておりましたが、時間が経つと徐々に辛さがボディーブローのように効いてきました(笑)。そこで、私が取った行動とは?(続きは有料部分にて(笑))