GOROで学ぶBitcoinNFT Ordinal [2] OrdinalNFTを調べよう!
前回はこちら↓
さて、今回は、もう少し詳しく説明します。
ではまず、mempoolを使ってgenesisトランザクションを確認してみましょう。
genesis transactionは、77c9ee064641a3656b7a74e3cee511afbfde6a4361ab8b5e1fe46d4c273e765a
これを検索窓に入力してGo!
https://mempool.space/ja/tx/77c9ee064641a3656b7a74e3cee511afbfde6a4361ab8b5e1fe46d4c273e765a
time stamp:
mempoolのタイムスタンプと一致
genesis fee:
mempoolの手数料と一致
次に「インプットとアウトプット」の詳細ボタンを押します。
するとトランザクションの詳細が確認できます。
ウィットネスという領域に、おそらくデータが格納されているものかと思います。
これが、genesis transactionです。
実際にデータが刻まれているトランザクションとなります。
今後のNFT転送では、このデータは一緒に送りませんので、
以降トランザクション手数料に影響するデータサイズは小さいものとなるでしょう。
トランザクションインプットのアドレス
bc1p5lxfaejm5v7ve0vyqkvhfkpcc2we4xh0up9s444fz5gtlm322f5q5vlm0u
この持ち主がOrdinalNFTを刻んだ方です。
トランザクションアウトプットのアドレス
bc1p5f5d2vk6662sgqa3sf5ldyfdqx5zmtkkd8relkvemr8c5wprz0psn5nym8
これが、初期のOrdinalNFT所有者となります。
トランザクションアウトプットを詳しくみてみます。
アドレス
bc1p5f5d2vk6662sgqa3sf5ldyfdqx5zmtkkd8relkvemr8c5wprz0psn5nym8
に0.00010000 BTC(10000sats)が送信されています。
つまり10000sats分のutxoを所有しているということになります。
イメージ
10000個の識別可能なsatを保有してる
A:404695542986178
この先頭のsatにデータが刻まれてる。
これを誤って無くさないようにしないといけないですね。
B:404695542986179
ここら辺は詳しく調査してないですけど、サトシが生まれてからUTXOが他のUTXOとガッちゃんこしてないなら、多分連番になってる。
C:404695542986180
X:404695542996176
Y:404695542996177
赤い矢印
これは既にutxoが使われている。つまりNFTが転送されているということを意味します。
では、赤矢印押してみましょう。
所有者が
bc1pfgz5cm5a4n6x5g4t76wvr2e8smdqf5e727fhrgdq20yspqg9ljuqy0nxrd
に移っています。
この時、元々のutxoの後ろの部分は手数料として消えてしまいます!
ここに貴重なサトシがあったとしたらちょっとショックですね😭
(先入先出法式ということなので、こういうことかと)
まだ矢印が赤いです。
さらに、たどってみましょう。
矢印が緑ですね。(utxo未使用)
ここが現在の保有者となります。
1C2mJJiybf5GsntoxbFMUAK4W7oLsZqzbs
ord Explorerのaddressと合ってます。
utxoはさらに削られて、4684satsになってます。
ord Explorerのoutput valueと合ってます。
残り4684satsとなりましたので、あと2回程度の転送で消えてしまいそうです😂
(おそらく他のutxoとガッちゃんこすることで、増量できそうですが、そこは未調査です。)
<次回へつづく>
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