BTC支払いで美味しいルーロー飯を食べて、くじでBTCが当たった【渋谷ココロータスキッチンカー】
初めてspotlightに投稿しますbcatsです。自宅のmacbookにBitcoin Core入れて遊んでいましたが、Lightning Networkをいじってみたいと思うようになり、今年に入ってラズパイ買ってumbrel始めました。最初はDiamond Handsノードに繋いだだけで満足していたのですが、2月からDHメソッドテスターに参加させてもらって、ますます沼にハマっています。
Kojiさんが、ビットコインくじ企画を始められたので、こちらもテスター気分で参加しようと、渋谷ココロータスキッチンカーまで足を伸ばしてきました。その報告です。
予習のために、DHメソッドでもお世話になっている赤かぶとさんさんのレビュー記事を見て、まずは”緑色のキッチンカー”を探すことに。。。
普段、渋谷は使わないので、山手線途中下車して向かいます。
スクランブル交差点を歩くのも本当に久しぶり。「Bitcoin危険」看板さんはいませんでした。一度見てみたい。
iPhoneのGoogle Mapを見ながら、センター街を通り抜けます。
大好物の天下一品。いつもなら”こってり”を食べるところですが、先を急ぎます。
宇田川ビアホールの大きな広告を過ぎると、そろそろ目的地。右手に小さい広場が見えてきました。
あっ、”白いキッチンカー”だ。赤かぶとさんの上記記事には、「この白いキッチンカーを目指したルーティングはなかなか重要な意味があり、後でまた登場します。」と書かれていたので、心の中で「よしよし、ルーティング順調」と呟きながら歩きます。
ここで赤かぶとさんのように、「すみません、ちょめじさんですか。Diamond Handsのbcatsです」と言うと、店員さんに「はい?すみません、それって何ですか?」と言われそうなので、通り過ぎて、緑色のキッチンカーを探します。
宇田川町を10分ほどウロチョロしても、緑色のキッチンカーは見つからず。おかしいなぁ、と諦めて、元の白いキッチンカーに戻り、表側に回ると、どこかで見覚えのあるオレンジ色のチラシが。
そう、この白いキッチンカーがちょめじさんだったのです。(キッチンカーの仕組みがよく分かっておらず、ちょめじさんは白と緑と交互に入っているのでしょうか?!)
忙しく準備をされているちょめじさんにお声がけして本人確認。よかった。あってた。「こんにちは、Telegram見てきました!」とご挨拶。何だか初対面なのに、旧友に再会した気分。ドキドキです。
MONACOINでも支払いが出来ます。ビットコインくじは、ウォレットがないと受け取りができないので、Wallet of SatoshiのアプリダウンロードQRコードを追加したそうです。ちなみに、ちょめじさんのTwitterの似顔絵はよく似てます(笑)
ビットコイン支払いは、android端末から自宅のumbrelで動いているBTCPayサーバーに繋いでいるそうです。「普段android使わないのと、torの設定にせいか、上手く動かないんですよねぇ」とちょめじさん。注文も支払いも済ませていないのに、「先にくじ引きます?」と言われましたが、いやいやそれでは企画の趣旨が。。。
ほどなくして、BTCPayが動いたので、支払いをします。
ビットコイン支払いがしたい気持ちばかりが先走り(この時点で既におかしい)、何を注文するかも考えず(ちょめじさんも聞かず;笑)、3900satsと入力をして[Pay]をタッチ。(赤かぶとさんが行った時はBTC単位しかできなかったので小数点以下桁数間違えたようですが、satsで入力可能になっていました。これは地味に大きい)
InvoiceのQRコードが表示されるので、iPhoneのカメラで読み取るとBlueWalletで開くリンクが表示されるのでタッチ。
3900satsは¥208.5相当。定価は¥800円なのでこれでちょめじさん本当に大丈夫?と心配になるも、支払いボタンを押します。表示されている手数料推計は、11 sats - 40 satsでした。
7秒ほどで処理が完了してBlueWalletの画面がすぐに切り替わります。ほぼ同時にBTCPayの表示も切り替わりました(が、あまりにも早すぎて、写真取れませんでした)。
BlueWalletで確認すると、-3,914satとの表示がされています。手数料は14satsですので、1円弱といったところでしょうか。
「何食べます?何でもいいですよ」とちょめじさん。ここでふと我に帰って、何を注文しようか考える。もうこの時点ですでに何が目的だったか見失っていて、ただライトニングで支払いができて満足している自分に気が付きます。楽しすぎてビットコインくじ引くのも忘れそう。
ここはやはり、不動の人気No.1・一度は食べてほしい!「ルーローハン」でしょう。
ちょめじさんがテキパキつくってくれます。左側にBTCPay、右側にビットコインくじが見えます。
【ビットコインくじ】さて、いよいよ今回の目的、ビットコインくじの時間です。オレンジ色のチラシが目立ちます。
動画でどうぞ!(YouTubeが上手く埋め込めないので、ひとまずリンク)
https://youtube.com/shorts/NH2ZO0z1FQw?feature=share
見事?!500satsが当たりました!スマホでQRコードを読み取ります。Wallet of Satoshiが推奨されていましたが、BlueWalletでもいけるよ、とのことだったので、BlueWallet開いて、[入金]ボタンを押します。
BlueWalletはアプリ内にいくつもライトニングウォレットを作ることが可能で、先ほどの支払いは通常のライトニングウォレットから支払いをしました。今度は、Umbrelで構築しているbcatsノードに繋いだBlueWalletのライトニングウォレットで受け取ってみようと思いました。Umbrel+BlueWallet+LNDHubは以下の記事が参考になります。
動作確認のために事前に50000satsを別のライトニングウォレットから送金しておきました。今度はこちらのライトニングウォレットで、[入金]を押します。
[読取り]を押してカメラが起動したら、表示されているQRコードを読み取らせます。
入金画面に切り替わり、0.000005BTCと表示されています。読み取り完了。よし。ここで[作成]を押します。
10秒程度でピローんと表示が切り替わり、無事500satsが届きました。
ビットコインくじiPhone端末も表示が切り替わりますが、この状態でくるくる回って画面が更新されないので、ここはまだ改善の余地がありそうです。
ちゃんと500sats増えています。Kojiさん、Yuyaさん、ありがとう。このライトニングウォレットは、自分のumbrelに繋がっているので、そこに届きました。
Telegram botにも通知が届きます。
Umbrelにログインして確認すると、Moon (paywithmoon.com)からインバウンドしたようです。
【感想】
ビットコインくじは、「ビットコインに興味がない人に触れてもらう機会を増やすこと」が目的ですので、私がくじを引くのは筋違いとは思いつつ、動作確認テスターのつもりで伺いました。
ビットコインくじは、ビットコイン未体験の人にウォレットをインストールしてもらう良いきっかけになりそうですね。もし10,000sats当たったら、またちょめじさんのキッチンカーに来て美味しいルーローハンを2回、ビットコイン支払いで食べられますもんね。(でも、3900satsはやはり安すぎなので、ビットコイン支払いできる何か別のもの置いてもらえれば買いますよ!)
12時のお昼時より少し早めに到着できたので、ちょめじさんとも少しお話しができて、とても楽しかったです。
今までLN支払いは、Nemo Feedやspotlightの支払いくらいで、実際に店舗で使用したのは初めてです。かつBlueWalletのカストディアルな形式でのライトニングウォレットも「not your key, not your coins」的にモヤモヤがあったので、今回初めてウォレットを自前のumbrelに繋いで支払いができた経験は大きいです。
現在開かれているBitcoin2022 in Miamiで、Jack Mallersが、お店でコーラ買う時にスマホ出して、どんなライトニングウォレットでも支払えるんだ!僕の家にあるライトニングノードにTorで接続して、って言っているけど、"I can use any lightning wallet I want, I'm gonna go with Zap, which is connected to my lightning node running over Tor at my house."(下のビデオの1:42付近)
まさに、これって感じ。すごい勢いで変わっていく世界の波から取り残されないよう、楽しんでいきたいと思います。
ぜひ、皆さんもちょめじさんのキッチンカーにお立ち寄りください!ビットコインくじで500,000sats(2.5万円相当)が当たるかもよ?!
「ウォレットを自前のumbrelに繋いで支払い」すごいそんなこと出来たんだ!さっそく私もBlueWalletを設定しました。
少額のやり取りが自分のノードを経由していくの、すごく良いです!