Stock-to-flow Modelの弱点
こんにちは、カラコンルです。
昨日の記事「ビットコインは割高か?」でStock-to-flow Modelを紹介しました。Stock-to-flow Modelは供給量に注目し、
SF=stock(現在存在する量)/flow(年間生産量)
の式からSFの値が希少性を表し、それによって市場価値などを用いて価格を予測するという方法です。
しかし、Stock-to-flow Modelにも問題点が存在します。それは供給量だけに注目し、需要を考えずに価格を予測していることです。価格は本来需給と流動性によって決まりますが、Stock-to-flow-Modelでは1つの側面でしか見ていません。
そこで、ネットワークの取引数量にも注目しようと言う考えがNVT比率です。NVT比率はNetwork Value to Transaction比率のことで時価総額をビットコインのネットワークの日又は週ごとにやり取りされるドル総額で算出したものです。