【3Dデータ公開】ワッシャメタルウォレット用打刻治具を作りました
FTX事件以降セルフカストディの流れが出ていますが、シードフレーズ保存用のメタルウォレットは結構いいお値段がするということで代替案を探してみた所ワッシャを利用した保管方法があるとのことで試してみました。
既にロクヨウ君がエッチングでの作成方法を記事にしてくれているので詳細は割愛です。
今回はエッチングではなくメタルスタンプを利用して打刻してみました。
使用したスタンプはAmazonで2,000円程のpanda hollとかいう中華製の安物です
ただこちらのスタンプは小文字でややこしいので同じようなメーカーの大文字バージョンの方が向いてる気がします、今回打刻用に作成した治具はスタンプの外径が6mm*6mmであれば流用できるはずなので探してみてください。
今回は治具をサムネイルの治具を設計してみたのでこちらを使ってみます。
治具の裏面にガムテープ等を貼り、ワッシャを乗せて固定し、保定治具を打ちたい場所に差し込んでメタルスタンプをハンマーで叩き込みます(打ち込む際は下に金属等の固い物を敷くなどしましょう)
そんな感じでメタルスタンプと治具を使用して打刻してみた結果がコチラ
一文字目は「p」と「a」を間違ってしまったのですが結構見やすいですね、マジックやガンダムマーカーなどで墨入れすればより見やすくなるはずです。
使用したワッシャはホームセンターコーナンで売っていたM10の外径25mmステンレスワッシャです、28枚入りで税込み250円とかなりお手頃価格だったので治具の方も25mmワッシャ用に作成しています。
ワッシャの裏表に打刻すれば12枚、カモフラ用の通常ワッシャを上下一枚ずつ噛ませれば250円で2つの24語ウォレットシードを保管することが出来ますね。
M10ボルトとナットを合わせても500円程で二つ分は作成できるはず。
ウォレットが多い場合は識別用にカモフラワッシャの裏面にウォレット名等を打刻し、各単語の前にウォレット識別用の文字と番号を打てば管理できます。
ちなみに24語+ウォレット識別子+番号を打刻した際にかかった時間は約40分ほどと結構かかります、あと最大の懸念は打刻時の騒音なのでその辺りが問題ない環境がある方でないと少し厳しいです…
正直結構めんどくさいのと騒音問題は避けられないのでエッチングで彫るか、既製品を買って時短するのが良いと思います。
今回作成した治具の3Dデータ(STL)は以下に公開しておきますので物好きな方は是非試してみてね!
・保定治具+打ち込み用中央治具の3Dデータ
https://www.dropbox.com/s/nioovrmijpevll1/Stamp_Set.stl?dl=0
・上記+メタルスタンプ保管用の治具が入った3Dデータ
https://www.dropbox.com/s/036sgd0c5vn3yoq/Stamp_Full_Set.stl?dl=0
メタルスタンプ用の開口部はそれぞれ6.4mm角程度に設計しています。
3Dプリンタが無い人は3Dプリント代行業者に依頼するか、匿名配送での販売も検討中なので興味があればコメント下さい。
sell DOGE, zuizui