暗号通貨の「ステージ」

AskMona 3.0 や @monatiproid は生きているわけですが。そしてモナパーティを軸とするサービス群がありますが。知らしめる努力が足らんと言われれば、そのとおり。

そういえば、さきほど monacoin-core の 0.18.x 系がマージされました。まだ最新安定版は 0.17.x ですが、ビルド環境を持っているユーザは試せます。

core のアップデートなんてのは、他のコインなら "運営" がメディアを使って大々的に広報するところ、シレッとやってしまう。「だからダメなんだ」など匿名掲示板辺りで叩かれそうですが、"運営" が居ないコインなのだから仕方ないですね。

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暗号資産には「ステージ」なんてものは存在しないと、無職業者BOTは思っています。ネットワーク・プラットフォームなので、市場規模、パイの広がりはありますが。パイが広がれば、各製品は取れるポジションの幅が広がります。それが製品市場の有り様というものでしょう。

仮にトヨタがレクサスで好調だったからといって「ステージが上がったのでハイエースやめます」とはなりませんし、他社が盲目的にレクサスに追随したりもしないわけです。

暗号資産におけるパイの広がりは、ソフトウェア製品としてのモナコインにとっては、むしろ追い風ではないでしょうか。

「 Litecoin でいいじゃん」というのは数年来に渡りモナコインへ掛けられた疑問でした。しかしここ数ヶ月で Litecoin は Paypal 銘柄、Bitcoin と同類との認知が強まっています。(少なくとも現時点では)そこにモナコインは含まれていません。そこが投機好きの人たちから嫌気されている理由なのは解りますが、一方で、製品としての存在理由を脅かされる恐れは減りました。

否定派が言い出す次の「〇〇でいいじゃん」は Doge かなぁ…。でも Dogeparty は先に死にましたしモナパーティは生きていますし。

Bitcoin が投資家向け金融商品としてのポジションを明確にしていくこと、またそのポジションを好感して支持することは合理的な行動ではあります。しかし、それを「ステージの昇格」のように解釈するのは、暗号資産全体の多様性への否定に繋がり、巡り巡って Bitcoin の価値の毀損につながるのではと思ったりします。