LightningPoolでインバウンドキャパシティを買った

LIGHTNING LABSが開発しているLightningPoolというソフトウェアがあります。これはインバウンドキャパシティを買いたい人と、それを売りたい人とのマッチングの仕組みです。

LNノードを建て始めた時点ではインバウンドキャパシティはゼロなので、どこかのノードに送ってそれをオンチェーンビットコインに戻し、またどこかのノードに接続する・・・みたいなことをすればインバウンドキャパシティは確保することができます。

しかし、これでは資金効率が悪いです。例えば10万sat用意してインバウンドとアウトバウンドを半々となるようにリバランスした場合、キャパシティはそれぞれ5万satずつです。

一方、自分のノードに対して誰かからチャネルを張ってもらい、例えば10万satのインバウンドキャパシティを得たとしましょう。するとインバウンド・アウトバウンド共に10万satとなります。ルーティングで捌ける量は単純計算で2倍です。

このように、他の誰かからチャネルを張ってもらうことはとても価値があります。お金を出してでも欲しい人がいるのです。また、お金を貰えるならチャネルを張ってもいいよと考える人もいます。このマッチング市場がLightningPoolというわけです。

ここからは雑に解説していきます。

インストール

LightningTerminalというGUIツールを使うとLightningPoolを簡単に利用できます。

私はVPS上でLNDを動かしているので、ローカルPCからリモートのLNDに接続して使っています。LNDサーバ上のadmin.macaroonとtls.certをローカルにコピーしていい感じに設定ファイルを書くと接続できます。

入札する

LightningPoolについて何も知らない状態なので、ここからは雰囲気でやっています。まず、買いたい数量分を"アカウント"に入れる必要があります。これによりオンチェーントランザクションが発行されます。

(この部分が一体どのような仕組みになっているのか全くわかってない)

6conf待ち、アカウントにsatの残高がある状態になると、やっと入札が可能になります。指定するパラメータは2つです。
・欲しいインバウンドキャパシティ
・支払う手数料(プレミアム)

この2つのパラメータから金利が計算できます。今回は10,000,000satのインバウンドキャパシティを20,000satで買う注文を出したので、金利は20bps(0.2%)です。上記の画像の一番右の□は私の買い注文が20bpsで約定したときの様子です。

約定後、4つのノードから合計10,000,000sat分のfunding txが流れてきました。無事にインバウンドキャパシティを購入することができたわけです。すごい・・

正直意味不明です。仕組みが全くわからないので😇

ということで調べます。

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