【落ち着く】DeFiの定点観測【2020年10月】

ども。ジャノメ羊ノブナガです。

今月から新しい試みとしてDeFiの定点観測をはじめることにしました。

DeFiの定点観測とは・・・毎月のDeFi市場を定点観測していこうという企画です。

 

DeFiはまだまだ黎明期で動きが激しい業界です。情報も英語がソースであることが多いので、日本語としてわかりやすく記事にしていこうと思います。

 

前回の記事(前回はDeFi以外も取り上げています)はこちら。

【一休み】暗号通貨市況&ビットゼニー&DeFiの定点観測【2020年9月】

 

DeFiのファンダメンタルズ

まずはDeFi PulseのDeFiランキングを見ていきましょう。10/15時点です。

ご存知の方も多いと思いますが、初回なのでDeFiの重要指標についても解説します。(上記3つの数字です。)

一番上のTVL「DeFiに預金(ロック)されている金額」を示す数値です。ざっくばらんに言えば、TVLによって「世界中の投資家がDeFiにいくらぶっ込んでいるか」がわかります。

TVL(ロック総額)は先月の94.1億ドルから110.5億ドルに上昇しました!着実にロック総額は増加傾向です。

2つめがUniswap Dominanceですが、これは現在TVL金額1位のサービス、Uniswapが市場全体の何%を占めているかを表しています。

UniswapDominance(Uniswapの占有率)も19.1%から24%へ上昇!まだまだUniswap一強というより群雄割拠という感じですね。

 

3つ目はDeFiPulse IndexDeFi Pulseが独自に作成したインデックス価格です。DeFi Pulse Indexの構成銘柄上位10種は以下の通りです。

  1. LEND・・・14.5%
  2. SNX・・・13.9%
  3. MKR・・・13.7%
  4. UNI・・・12.9%
  5. YFI・・・11.7%
  6. COMP・・9.4%
  7. REN・・・8.4%
  8. LRC・・・5.7%
  9. KNC・・・5.0%
  10. BAL・・・3.1%

DeFi Pulse Index(DeFiインデックス価格)は先月の110.28から82.69に下落しました。

DeFiブームで価格が盛り上がりすぎていたので一息というところでしょうか。

 

サービサー別TVL

最後にDeFiのサービス別TVLランキングです。こちらも10/15時点です。

1位 Uniswap、2位Maker、3位WBTCです。

先月と比べてAAVEとyearnが順位を下げ、MakerとWBTCが順位を上げています。

 

今月のCOMPとUNI

僕が注目しているCompoundとUniswapのここ1ヶ月の動きを独断と偏見で解説していきます!

 

今月のCompound

先月UniswapがUNIトークンを配布したことを受けて、各種でUNIの対応が行われています。

Compoundでもガバナンス投票の結果、UNIのLendingとBorrowingが可能になりました。

Compoundではそれ以外にCompトークンのLendingとBorrowingが開始されました。

Compoundはどちらかというと慎重派のDeFiですが、今月は結構アクティブだった印象です。

今月のUniswap

Uniswapでトークンを売却することができないトークンが見つかりました。

詳しくはこちらの記事へ。

Uniswap上場は理論上誰でも可能なのでSCAMトークンが上場されていることもあります。

便利なサービスではありますが注意して使いましょう。

 

おわりに

以上、今月のDeFiでした。

好評であればまた来月やっていきたいと思います。

有料部分ではここ数日で話題になったDeFiニュースを取り上げてみました。

投げ銭を投げる気持ちで購入いただけると幸いです。

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