Alby Hub(内蔵LDK)へ非LSPノードからチャネルを開くには
※ライトニングノード保有者向け
Alby Hubをインストールした時なんもわからずポチポチしているとMegatlith LSPノードからインバウンドを購入してチャネルを開くことになります。2万sats(2024/12/4 午後7時時点で三千円ほど)かかります。
そこで誰もが思うに違いない
「高いなぁ。だれかタダで無料で私のHubにチャネル開いてくれないかなぁ...」
その願望をかなえる献身的なノードランナー(笑)がAlby Hubへチャネルを開いてあげるための手順書みたいなものがこの記事です。
ppmをうんと高くしてぼったくってやりましょう!
条件
・チャネルを開く側
Clearnet IPアドレスで着信可能であること。Torノードは不可。
ノードURIを公開していなくても良い。
とにかくHubでピア登録できるClearnet IPアドレスと着信ポートがあればOK。
・開いてもらうAlby Hub側
オンチェーン資金を用意する事。ないと開けません。
目安は開くチャネルサイズの1%(10万satsなら1,000sats)
手順
1. [Alby Hub側] オンチェーン資金をデポジット
Hubログイン後の左メニューからNodeを選択。Saving BalanceのDepositを選択。するとbc1qではじまるオンチェーンアドレスが表示される。ここへチャネルキャパシティの1%以上入金する。例えば相手から10万satsのチャネルを開いてもらうなら1,000sats以上をデポジットする。
※Dust値以上でないとオンチェーン送金できないので留意。アドレスによって違うのでここを見て確認するとよい。
2. [Alby Hub側] 開く側のノードをピア登録
左メニューからNodeを選択。右上のAdvancedからConnected Peersを選択。
右上のConnect Peerを選択。欄にノードURI (ノードID@IPアドレス:着信ポート番号)を入力してConnect。
3.[開く側ノード] AlbyHubを確認、チャネルを開く
ThunderhubやRide-The-Lightningなどを使い、Alby Hubのノードが表示されていることを確認。Hubにエイリアスは無いのでノードIDで表示される。
このノードに対してチャネルを開く。Private channelが望ましいと思われる。
6conf後に開設完了。
終わり!
メモ
- Alby Hubではbase feeは設定可能だがrateが設定できない。そもそもAlby Hubはルーティング向けノードとして設計されてない。セルフカストディアルウォレットです。
- public channelだとchannel_update, channel_announcementがゴシップされるまでHubへ送金できない(no route)。上記の通りウォレットとしてのノードならprivate channelだけにしてルートヒント付きインボイスが発行できるようにしとくのが望ましい。
- LDKにおいて相手からチャネルを開いてもらう場合にオンチェーン資金が必要。相手がチャネルリザーブ無しのチャネルでもOKなら不要。現にメガリスLSPからチャネルを開いてもらう時オンチェーン資金が0satsでも開けているのがその実例。