Teruko

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@1884

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Multi Path Payment(MPP)で送金する

単発でumbrelから多額(数百万〜sats)の送金したい。しかし、エラーになる or 手数料ぼられる、かといって小分けにインボイスを発行するのも手間がかかる、という場面でCLIツールのlncliから一つのインボイスをMPPで送金するやり方の忘備録です。 MPPの説明はこちら。受金者は一つのインボイスで、送金者(umbrel)は複数のパスが可能になるので、例えば100万を10万×10本に分割して送金が通りやすくかつ手数料が安いルートにヒットしやすくなります。 https://lightning.engineering/posts/2020-05-07-mpp/ やり方 umbrelにログインした後に以下のコマンドを発行します。 docker exec -it lightning_lnd_1 lncli sendpayment \ --pay_req [invoice] \ --max_parts 100 \ --fee_limit 2500 \ --max_shard_size_sat 100000 \ --outgoing_chan_id 816130156246007800 コマンドの解説 4つ目はdockerのコンテナ nameです。v0.5からlndもオプションになったからか以前のlndからlightning_lnd_1に変わってました。1と付いていて怪しいのでコマンドが見つからなくなったらdocker psでnameをチェックするのがよさそうです。 pay_reqオプションにセットする値はインボイスの発行識別子です。lnbcとかで始まるアレ。 max_partsオプションでMPPを有効にします。値には分割する最大数をセットします。 fee_limitオプションは最大料金のsats指定です。これ逃すと手数料が悲しいことになるのでppmから計算して必ずセットしましょう。(1000ppmで0.1%) max_shard_size_satオプションは1本あたりの金額です。ここを指定しないと半分にしただけで送られがちです。

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