「画家が、これを使えば腕が上がるという筆を手にしたら、自分の描く絵でそれを使ってみたいだろう」

「画家が、これを使えば腕が上がるという筆を手にしたら、自分の描く絵でそれを使ってみたいだろう」

「これはまるでラテン語の勉強について語っているみたいじゃないか。ラテン語を勉強しても就職には役に立たない(まあ、古典の教授を除いては)。でもそれはあなたの心を豊かにし、 英語なり何なりの実際に使う言葉をよりうまく使えるようになる。
〔中略〕
 だとしたら、もしエリックが言うようにLispが良いプログラマを作るなら、Lispを使ってみちゃあどうか。画家が、これを使えば腕が上がるという筆を手にしたら、自分の描く絵でそれを使ってみたいだろうと私は思うんだ。」

(出典: ポール・グレアム『ハッカーと画家 : コンピュータ時代の創造者たち』174ページ.)

 

 

「これ好奇のかけらなり、となむ語り伝へたるとや。」

 

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