ウクライナのワイン
みなさんこんにちは。つい先日ですが、日本ソムリエ協会が主催する例会セミナーに参加してきました。年に4回開催される勉強会で、毎回違うテーマでワインやそれに付随する内容を深掘りしていく、大変勉強になるセミナーです。
当初は2月の中旬に予定されていたのですが、まん延防止等重点措置の度重なる延長により、1ヶ月以上も開催が延期されていました。今回は無事に開催されると言う事で、久しぶりのセミナーに気合いが入っていました。
ちなみに、今回のテーマは・・・
「土着品種の可能性に迫る」と言う内容でした。土着品種とは、簡単に言うとその土地に古くから根付いたブドウ品種の事で、例えばチリの「カルメネール」と言う品種などがそれに当たります。この「カルメネール」は、元々はフランスのボルドー原産の品種(固有品種)でしたが、今ではチリを代表する土着品種として定着しています。
セミナーの内容については詳しく公開する事が出来ないのでこれぐらいにしますが(笑)、いわゆるメジャーな品種とは異なるマイナーな品種が今注目されていると言う事で、合計8種類の土着品種ワインを試飲しました(大変勉強になりました)。
さて、通常であればこれで例会セミナーは終了となるのですが、今回はウクライナ人道支援の取り組みとして、日本に輸入されているウクライナワインをソムリエ協会が購入し、試飲会を開く事になりました。こちらがそのウクライナワインです。
白ワインが3種類と・・・
ロゼワインが1種類、そして赤ワイン2種類の計6種類が登場!
バックラベルには、ウクライナの国旗もプリントされています。
正直、ウクライナワインが日本に輸入されている事も知らなかったので、大変勉強になりました(そもそもウクライナワインの存在自体も知りませんでした)。
特に、白ワインは「チェルセギ・フューセレッシュ」と「テルティ・クルック」と言う初めて聞く品種だったので、非常に貴重な経験でした(おそらくウクライナの固有品種と思われます)。やはり、これまで飲んだ事がない国や品種のワインと出会う事はワクワクしますね。
そして、今後もウクライナでワイン造りが続くように、平和な世の中を願うばかりです。