東京の試飲会
みなさんこんにちは。先日、私の元にこのようなメールが届きました。
「ワインコンプレックスTOKYO 2022」延期のお知らせ
「ワインコンプレックス」とは、専門性の高いワインに特化したインポータ―(輸入業者)が一堂に会するワインの試飲イベントです。
私のようなワインの小売業者は、ワインを輸入しているインポータ―からワインを仕入れて販売しています(中には、自社でワインの輸入も行っている所もあります)。そのため、数あるワインの中から自分の扱いたいワインを探すために、定期的にこのような試飲会に参加するのです。
そして、基本的にワインの試飲会は、私が住んでいるような地方都市ではなかなか開かれる事がないので(笑)、今回の東京のように大都市まで行く事になるのですが、良いワインに巡り合えるかもしれない期待感と、ちょっとした旅行気分も味わえるので、仕事とはいえ楽しみなイベントなのです。
それがコロナの影響で中止となってしまい、非常に残念な気持ちで一杯になりました。・・・そこで!少しでもこの閉塞感を打開しようと、去年東京で参加したワインの試飲会の様子を振り返ろうと考えました(笑)。
私が参加したのは、去年の10月に東京で開催された・・・
「南オーストラリア州ワイングランドテイスティング」と言う試飲会でした。これは、南オーストラリア州のワインに特化した試飲会で、あのコンラッド東京で開催されました(初めて館内に入りました!)。試飲会の楽しみの一つに、こう言った高級なホテルへ堂々と入る事が出来ると言うのもあります(笑)。それはさておき、会場の中はと言うと・・・
さすがはコンラッド東京!高級感のある会場です!この日は13社のインポータ―と日本未輸入のワイナリーが30社ほど出展していました。
さて、この試飲会には、すでに取引のあるインポータ―さんもいくつか出展されていたので、あいさつも兼ねてブースを訪ねる事に。まずは・・・
アプレヴ・トレーディング株式会社さん。ここは、私がニュージーランドのワーホリ中に訪ねてファンになった「ミルトン・ヴィンヤーズ」や「サイフリード・エステート」のワインを取り扱っていて、担当の方とはこの時初めて対面でご挨拶する事が出来ました。オーストラリアのワインも品質の高い物をいくつも取り扱いされていました。続いては・・・
ヴィレッジ・セラーズ株式会社さん。アメリカのワインを中心に取り引きをさせて頂いていましたが、この試飲会で試飲した「トイスナ―・ワインズ」のワインが非常に良くて、この後取り扱う事を決めました。そして、対面での試飲は色々な話が出来るのでやっぱいいですね(そもそも、自粛自粛だったので人に会う事自体が新鮮でした(笑))。続いては・・・
株式会社エイワインズさん。ここは初めて訪ねたインポータ―さんでしたが、カベルネ・フランを使った赤ワインが秀逸でした(今後取り扱おうか考え中)。そして何より、私の大好きなシードルも取り扱っていました(笑)。
この他にも、時間の許す限り様々なインポータ―のブースを回り、ワインを試飲しまくった結果、いつものように歯が痛くはなりましたが(笑)、とても有意義な時間を過ごす事が出来ました。
そして気付けば夕方。この日は経費節約のため高速バスでの日帰り日程で、すでに帰りのバスの時間が迫っていました。慌てた私は急いでホテルを飛び出し、しばらく走った後にコンラッド東京の外観を撮っていない事に気付き、とりあえず後ろを振り向いてパシャリと一枚。その写真がこちらです。
コンラッド東京の外観・・・だと思っていたのですが、調べてみるとどうやらこれは全く別の建物のようでした(笑)。いや~、東京はどの建物も大きくて立派なので、私のような田舎者には全てがホテルのように見えてしまいました(笑)。
この後、無事に高速バスにも間に合い、久しぶりの東京滞在はあっと言う間に終わってしまいました。やはり東京は大都市だな~と改めて感じましたし、何より人が多いですね(笑)。普段田舎では感じられない、いい緊張感を味わう事が出来ました(笑)。
さて、ワインコンプレックスは延期と言う事なので、また近いうちに開催が予定されるとは思うのですが、今度東京に行けるのはいつになるのか・・・早くワインの試飲会が無事に開催できるような世の中に戻って欲しいと強く思いました。