umbrelOSがNVMe bootに対応していたのでやってみた
先月から対応したらしいので、発売してすぐ買ったはいいものの、使ってなかったラズパイ5でやってみました。
NVMe bootに対応しているのはラズパイ5のみ、umbrelOS 1.2.0以降です。
公式ドキュメントはこちら。
手順としては
① umbrelOSをダウンロード
② NVMeドライブに書き込み
③ ラズパイにセット、起動
なのですが、PCIe to USBアダプタを持っておらず、②ができなかったため、以下の手順でやってみました。
1. SDカードにRaspberry Pi OSを書き込む
Raspberry Piの公式サイトから Raspberry Pi Imagerをダウンロードして、SDカードにRaspberry Pi OS(64bit)を書き込みます。
2. NVMeドライブにumbrelOSを書き込む
ラズパイにSDカードとNVMeドライブをセットし起動します。ブラウザで公式サイトからダウンロード、もしくはターミナルから以下のコマンドでラズパイ5用のumbrelOSのイメージファイルをダウンロードします。
wget https://download.umbrel.com/release/latest/umbrelos-pi5.img.zip
ダウンロードしたらzipファイルを解凍します。
unzip umbrelos-pi5.img.zip
Raspberry Pi OSに標準で入っているRaspberry Pi Imagerを使用して、umbrelOSをNVMeドライブに書き込みます。Imagerは以下から起動できます。
左上ロゴマーク > Accessories > Imager
起動したら以下の設定でumbrelOSを書き込みます。
Device: NO FILTERINGを選択
OS: Use custom > umbrelos-pi5.imgを選択
Storage: NVMeドライブを選択
書き込みが完了したらシャットダウンし、ラズパイからSDカードを取り除いて起動させます。
http://umbrel.local (2台目の場合はhttp://umbrel-2.local)にアクセスしumbrelの初期設定をすれば終了です。