2023年にビットコインを好きになった理由とどうやってビットコインを勉強したか

2023年にビットコインを好きになった理由とどうやってビットコインを勉強したか

はじめに

2023年にビットコインを好きになって勉強し始めて1年経ったので、自分の振り返りの意味と、これから勉強を始める人の参考のためと、参照させてもらったソースの作成者に感謝をこめて記録を書きます。

ビットコインを勉強してよかったことは、世の中が壊れているのはお金が壊れているからで、ビットコインが現状対抗できる唯一の希望だということが分かったことです。

ずっとメモに入れていましたが、bitcoinが100Kを超えて配信されたペパさんとKateさんのX Spacesの録音を聞いてテンションが上がっている(面白いのでぜひ聞いてください)のと、愛聴しているリバタリマンラジオが久しぶりにブロードキャストされるので、間に合わせるために勢いで書き上げました。

自分について

マクロ経済学を学んだときに、中央銀行という一機関が、お金の価値を変えることで景気を調整している、というようなことが当たり前に書いてあって、ものすごい違和感を覚えました。おれの一万円は数年後に一万円の価値はないのか!!

そこからお金について調べ始めて、本来のお金はゴールドで、紙幣はゴールドとの交換券で、ニクソン・ショックでなぜかゴールドに交換できなくなった紙幣をみんながお金だと信じているということを知りました。そこから本当のお金であるゴールドをちょこちょこ買っていました。(Bitcoin Tokyo 2024で会話した方にゴールドからビットコインに入る人は珍しいと言われたのですが、言われるまで気づきませんでした。みんなこんな感じの入り方だと思っていました)

コードは書けないですが、もともとLINUXやオープンソースカルチャーや自作PCなどは好きでした。

中央銀行に対する疑問から入ったこともあり、主体が存在するシットコインには興味がないです。

ビットコインとの出会い

ビットコインが日本で報じられ始めた頃には、すごいなあ。日本人名が開発者かーと思っていたくらいで、本格的には調べていませんでした。

そして去年(2023)、何気なくツイッターを見ていたら、@cryptographileさんの不可避なビットコインにたまたま出会って衝撃を受けました。ビットコインはゴールドの上位互換ではないか!!

不可避なビットコインは本当に素晴らしい日本語ソースで、いまだにちょくちょく見返します。

デジタルゴールドなどの書籍を購入

早速、デジタルゴールドとビットコインスタンダードとマスタリングビットコインを購入。

デジタルゴールドは読みやすく、わくわくしました。ビットコインスタンダードはゴールド投資系の本にも書いてあることも多く、うんうんと斜め読みしました(最近また読み直しています)。マスタリングビットコインは当時は難しかったです。分からないことがあったら辞書的に使っていました。

@libertarimanさんのビットコインの始め方を見つけて読む

ビットコインについて調べていたら出会いました。過去のツイートなどを拝見して、とても信頼できるソースだと思いこの手順通りにやってみようと参考にしました。

取引所でビットコインを買って、スマホのウォレットに送る

リバタリマンさんのビットコインの始め方だとLevel 4です。

取引所のアカウントは持っていたので、ビットコインを少額買って送ってみました。ウォレットは評判のよさそうなBluewallet。当時、ウォレットの意味は良く分かっていなかったのですが、自分の取り引きがmempool.spaceで見られたことに感動を覚えました。すべての取り引きが透明化とはこのことか!すごい!!

COLDCARD MK4を購入

リバタリマンさんのビットコインの始め方だとLevel 6です。

ビットコインを持つとは、ようは秘密鍵を持つことかと理解したので、強くて外に漏れない秘密鍵を作りたいと思い、いろいろ調べました。マスタリングビットコインは古いこともあり著者自信はペーパーウォレットで管理しているよ、というような事が書いてあって、ペーパーウォレットの作り方も調べましたが、当時はウェブサービスを使って作るものだと思って(今ならSeedSignerで作るのが良さそうと思っています)、ウェブサービスで作るのは弱そうで漏れそうで嫌だなあと思い色々迷いました。調べている中で、下記のkatakotoさんの記事を見つけて、いちばん良さそうなCOLDCARD MK4を思い切って買いました。

本当に何も分からなかったのですが、買い方から設定の仕方まで丁寧に書いてあり、記事の通り進めたらできました。ありがとうございます。

当時は、SparrowとCOLDCARDはどういう関係性なんだろう?とか、BitcoinネットワークのPublic Serverってなんだろう?と感じながら設定完了しました。

これで、つよつよかつ、外に漏れない秘密鍵を作ることができた!やったー!

ラズパイ4でノードを構築

リバタリマンさんのビットコインの始め方だとLevel 13です。

どうやらSparrowで設定するPublic Serverに自分のノードを向けられるっぽいし、ビットコインネットワークに貢献できるっぽいし、UmbrelというOSを使えば簡単にできそうなので、勉強のためにラズパイ4でノードを構築してみることにしました。

これらの記事にお世話になりました。ありがとうございます。

blockを同期するUIを見て、なるほど、すべての取り引きの履歴をノードが持つのか!これが世界中に分散しているのか!すごい!しかもこんなちっこい趣味用のデバイスで!15年の取り引き履歴が1TBのSSDにおさまるのか!ということが分かり非常に感動しました。ブロックチェーンは会計帳簿ということに気付きました。

UmbrelにElectrsをインストールして、Sparrow の情報取得先に向けてみて、なるほど今まではどこかの会計帳簿を参照していたが、どこの誰にも頼らずに、自分自身で会計帳簿を参照できるのか、と理解しました。

ノードを構築することで色々勉強になりました。ちなみにラズパイ4にサムスンのSSDを繋げて使っていますが、安定していて悪くないです。

リバタリマンラジオを聴き始める

10月からリバタリマンさんがビットコインについて日本語で語るリバタリマンラジオがスタートしたのを発見して、過去の分も含めて全部聞きました。非常に面白く、ためになり、勉強になります。どの会も最高なので、ぜひ多くの方に聞いてほしいです。

Nostrアカウントを作成して発信

分散型のTwitterみたいなサービスであるNostrをビットコインが好きな人々は使っているっぽかったので始めてみました。ノードについて分からないことを教えてもらったりとありがたい限りです。いいねの感覚で少額のビットコインを送ることができるので楽しいです。

ちなみに私のnpubは下記なので、フォローいただけると嬉しいです。
npub168ln85twmu2um4xrer2wv3ld80rzucadfg7ur0l4t5e0j2wesqpswx5ae8

BIP39パスフレーズを設定

リバタリマンさんのビットコインの始め方だとLevel 6です。katakotoさんの記事でもおすすめされていたので慣れてきた頃に設定しました。

設定していれば、万が一COLDCARDやシードフレーズを盗まれても大丈夫なので、必ず設定した方が良いと理解しました。

ライトニングノードを建ててみる

せっかくラズパイ4でノードを建てたし、ライトニングノードも建ててみることに。その当時、ちょうど高円寺でライトニングマルシェというイベントがあって行けなかったのですが、第二回もやるっぽかったので建ててみました。

チャネルは、Diamond Handsのノードにはりました。初送金はリバタリマンさんへ。手数料少なく、すぐに送れるのはすごいなあと思いました。

リバタリマンラジオに参加

Shigeru Minamiさんがスピーカーとして参加しているのを聞いて、自分も参加してみたくなり、Twitterアカウントを作成。(ちなみに、Shigeru Minamiさんは勝手にビットコインを学ぶ同期だと思っています)

Twitterでリアルタイムで感想や質問を送って、リバタリマンさんに取り上げてもらっています。いつもありがとうございます、理解が深まります。特に理解が深まったのは、ライトニングネットワーク、ハードフォーク、電力とビットコイン、マイクロストラテジー、ビットコインETFなどです。

ポッドキャストアプリFountainでビットコインを投げ銭できたりコメントも送れるので楽しいです。FountainがNostrネットワークに対応したので、コメントはNostr上でそのままやり取りできるようになって便利です。

自由が丘ライトニングマルシェに参加

ライトニング支払いを体験したくて、参加しました。初めて決済にビットコインを使って、中央に頼らずに決済できる圧倒的事由を感じました。すごい。

Halving(半減期)のお祭に参加

XやNostr、リバタリマンラジオでお祝い。楽しかった。

SeedSignerを作ってみた

上記作っている方を見て、面白そうだなーと思い作ってみました。ハードウェアウォレットはCOLDCARD MK4しか使ったことないし比較もできるし、そして安い。カメラとケースを付けないで5,000円で作れました。

作った結果、カメラがなくても起動はできるし、シードは作れました。任意のワードを選択する方式で作ってみました。本格的に運用したい場合はサイコロを振って入力する方式であれば、強固なエントロピーで作れるはずです。

ちなみに、SeedSignerはカメラを付けないと、署名ができないです。ウォレットソフトでトランザクションを作ったとしても、SeedSignerにPSBT(という言葉もこのタイミングで調べて知りました)を送る手段がないです。

個人的には、シードを保持しない思想というのが面白いです。毎回シードを入力する or シードからQRを作成してカメラで読み込みます。

UIも分かりやすく、ハードウェアウォレットに関する理解が深まりました。

ハードウェアウォレットは、つよつよシードフレーズのオフライン生成機 & トランザクションの署名機という理解がより一層深まりました。

ビットコイン東京2024に参加

開催されることを知り、参加を迷っていましたが、Bitaxeが買えることもあり参加しました。

自由が丘ライトニングマルシェで買ったバッジャーくんのキーホルダーをかばんに付けていって、ランチタイムにこれ買った者ですと話しかけたことをきっかけに、ネット上でお見かけする方々とリアルで話せたことがとても良かったです。

Shigeru Minamiさんが作ったしおりを買ったり、メピカバリを受けたり、コーヒーやおにぎりを普通にライトニング決済しました。事業者さえ対応すれば、Fiatがいらない未来はすぐそこにあるなあと思いました。

個人的に面白かったセッションはbitbankのジョナサンさんのセッション。某社のコイン流出の見解や、海外の取引所の厳重な管理体制、ビットバンクのライトニング決済対応など、印象に残りました。

それから、Wallet of Satoshiのマイケルさんのセッションも個人的に印象に残りました。これまでのWoSの歩みを時系列で追って事業への思いを感じました。スピーチは英語でしたが、スライドには日本語も並記してくれていました。たまにスライドにQRが埋め込まれていて、読み込むとSatsがゲットできる演出も楽しかったです(おしくもゲットできず)。

英語ができれば、登壇者に話しかけたりできたのになあ。英語勉強しなければです。

あと、こんなこともありましたw

bitaxeを設定

ビットコイン東京でゲットして、しばらくソロマイニングしたあと、日々Satsをもらう経験もしてみたくて、マイニングプールを設定してみました。

まずはOCEANを設定。アカウントなど要らずに、Axe OSに値を入れるだけで完了。払い出しのハードルが高いですが、tanakeiさんが解説記事を書いてくれています。

その後、braiinsに接続。こちらはアカウントが必要なので作成しました。設定はほぼオーシャンと一緒。日々sats がたまっていっています。

電気代がビットコインに変わることや、ビットコインの裏付けは電気代と半導体なんだなあと言うことを身をもって経験できました。

他にも参照させていただいている日本語ソース

    おわりに

    ビットコインは楽しいです。気づけば常にビットコインのことを考えていて、趣味ビットコインになってしまいました。

    これも日本語で情報発信してくださる方々がいるおかげです。本当にありがとうございます。(英語も勉強しなければですが。。)

    これからもビットコインのことを勉強し続けて、たまにこのように発信していきたいです。

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