Umbrelを強制的に任意のバージョンへ更新する
Umbrelの調子が悪いですか?奇遇ですね、私もです。
v0.3.13にアップデートしてからというもの、UmbrelがLANから認識されない現象に悩まされております。
これではBitcoinフルノードとしての役割も果たせず、ライトニングネットワークのルーティングにも貢献できません。インターネットさえあれば止まらないことで有名なBitcoinですが、インターネットが無ければ何もできません…。
こんな時は安定したバージョンに戻してしまうのも手かもしれません。最新バージョンへの更新はGUIから可能ですが、任意のバージョンに更新する場合は下記の手順でCUIから実行する必要があります。
1.念のためチャンネルのバックアップをとり、ニーモニックを控えておきます。
2.UmbrelにSSH接続します。私は開発環境がWindowsなので、TeraTermを使いました。ホストは「umbrel@umbrel.local」、パスワードはダッシュボードにアクセスする時のものと同じです。
3.下記コマンドを実行してv0.3.10に更新します。パスワードの入力を求められるので、先ほどと同じものを入力します。
cd ~/umbrel && sudo ./scripts/update/update --repo getumbrel/umbrel#v0.3.10
4.更新スクリプトが実行され、処理が始まります。
5.更新処理が終わったのを見届けて、ダッシュボードにアクセスしバージョンを確認します。
6.Aliasの設定をしていた方は設定が消えていると思うので、再設定しましょう。
以上です。