Ethereumエコシステムの雑な評論 Part3
その後、Ethereumのエコシステムを少し体験した。
元祖トークン経済は、Counterpartyとぺぺキャッシュ等だったが、2017年にビットコインの取引手数料が高騰して、EthereumとERC20にリプレースされた。2017年末に、ビットコイン、Ethereum、ERC20、アルトコイン全てのバブルが弾けて、約3年弱ですが、最近はERC20が復活してきた。
現時点で、USDTは成長と成功を継続中のアプリケーションであり、USDT向けインフラとしてはEthereum > Bitcoinである。
印象に残ったEthereum上のアプリケーションは3つある。
まず、Uniswap。これで草コインの流動性が上がった。
次に、Compound。もし大成功すると、おそらくBlockFiと競合する。
そして、OMG。もしUSDT#OMGが、USDT#ERC20を上回ると本物である。ただし、現時点でUSDTは稼働してない模様。https://wallet.tether.to/transparency
個人的体験を書くと、私の実験は毎回gas代に負けていて、大変面白いが損失が嵩んでいる。真のユースケースはKYC回避辺りだろうか。あるいはUSDTをリプレース出来るトラストレスなUSD相当が流動性を持つとインパクトである。
ビットコイナーの重要な指摘として「もしEthereum上のDeFiが成功すると、CeFiにリプレースされる」だが、私は判断保留。つまり、Ethereumにとってスケーリングは依然として重要事である。