ビットコインパペットとの付き合い方

ビットコインパペットとの付き合い方

Lightning決済で売買のできる、Lightning Baseというサイトでビットコインをモチーフにした人形が発売されました。

4月にオープンしたTokyo Bitcoin Baseに大量に佇んでいた彼(女?)がまさかの非売品で、悶々としたビットコイナーはおそらく少なくなかったかと存じます。

発売が決まって1ヶ月、HODL文化の染みついたビットコイナーの中にはきっとビニールも開けずに飾るか巨大なアクリルケースの「ウォレット」に収納する人もいるでしょう。しかし、彼の本懐はおそらくビットコインの所有と使用の流布でしょうので、はるばる米国から日本まで海越えて来た彼の本懐を遂げさせてあげるためにも、1ヶ月共に過ごした感想とユースケースとを以下に記します。

https://lightningbase.jp/product/here-comes-bitcoin-plushie/

【目次】

  1. 開封に躊躇を感じた
  2. 娘にめちゃ気に入られた
  3. 家族の見えるところにビットコインのシンボルを置くのがOrange Pillの第一歩
  4. 彼のできる(だろう)こと一覧
  5. 正式名が長い問題

【1. 開封に躊躇を感じた】

かくいう私も、購入して最初の一週間はタグを取るどころかビニールから出せないでいました。大事なビットコインを43,392 sats ( 7千円弱)も出して買ったので、汚さず、価値を下げずにとっておきたいんですよね。妻からは「めちゃ男子っぽい」と言われましたが(笑)

節句の人形用のアクリルケースに一時鎮座していました(本人再現)。

私にとって過去最大のBitcoin (Lightning)決済となりました。

【2. 娘にめちゃ気に入られた】

(※表記上は0−3才NG。3歳以下の利用を推奨しているわけではありません!)

とはいえ、アクリルケースに入っている彼が私には少し寂しそうに見えました。それに、1才の娘にちょうど良い大きさですしふわふわで気に入るかなと思って試しに与えたら、、、めちゃ食い付きました笑

こんな感じで

30cmの彼の大きさが1歳児にはちょうど良いんでしょうね。一頭身で顔だと認識しやすく、ビビッドなオレンジカラーで、なによりふわふわfluffyな抱き心地。

食後に汚れた口で抱き付いたり、手足がちぎれそうな位ぶん回すのでむしろ娘から引き離すくらいです。。。

【3. 家族の見えるところにビットコインのシンボルを置くのがOrange Pillの第一歩】

我が家では彼を「ビッティー(Bitty)」と読んでいますが(後述)、完全に家族の中で市民権を得ました。もはや違和感もツッコミもなく、何気なく日常や写真の中に写り込んでいます。

人にOrange Pillする時に(ないし何でも物事を啓蒙する時)、私たちはつい難しく考えて、理屈、思想、資産性、右肩上がりのチャート実績等で他人に語りがちですが、一般市民レベルで言えばまず最初はこういうので、身近に当たり前に₿マーク付きのシンボルが日常の中に見えていることもまた、Orange Pillないしビットコインへのアレルギーを取り除く第一歩では?とも感じました。

【4. 彼のできる(だろう)こと一覧】

ざっとメモしましたが、思っていたより優秀でした。家庭持ちビットコイナーはぜひ。

1)おままごと

彼を介しておしゃべりしたり、手足を動かすことで娘の遊び相手になれます。手があるから、いないいないばあもタッチもできるし、歩く仕草を促すこともできます。

2)着せ替え人形

帽子を被れます。サングラスもかけれます。履けなくなった子供の靴下をデフォで履いています。おむつだってギリギリ履けちゃいます。

3)添い寝

昼寝の抱き枕にだってなれます。

4)Orange Pill

彼の写真を撮り、家族や来客がなんだこれといって尋ね、それでビットコインへの印象が変わったり、その中の1%の人でもビットコインや更には彼の兄弟をビットコインで購入するに至ったりすれば、彼の本懐は果たされたことになります。

5)ぬい撮り

国内外のビットコインスポットを聖地巡礼した時にぬい撮りができます。少々デカイですが、出張とかで海外に持って行きたいですね。

ひょっとしたら彼のより小さいバージョンがあると良いかもしれません。持ち運びやすいですし、それに高くて手を伸ばせなかった人でも買えると思いますので。(欲しい!と強くと思っていた私でもこの値段は少し躊躇しました)

【5. 正式名が長い問題】

Lightning Storeの商品ページの名称は「ビットコインパペット」。輸入元であるUncuteやSpiralのページ上では「Here Comes Bitcoin」「Plushie Bitcion」もしくは「Itty Bitty」。

名前が統一されていないし、いずれもおままごとや普段呼ぶには長いので、通称や略称が欲しいですね。一応うちでは略して、ビットコインに最も名前が近く人間のニックネームにも近い響きの「Bitty」と呼んでいます。

娘にメッタメタに愛されているBitty。いつ彼の手足がちぎれ物理的な半減期を迎えるのかは分かりませんが、彼と娘との思い出は永遠です。

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