【LN】LND⚡Routingからインバウンドキャパシティを買う

【LN】LND⚡Routingからインバウンドキャパシティを買う

はじめに

LNノード運用の最初のハードルといえばインバウンドキャパシティを入手することではないかと思います。インバウンドキャパシティを得るには自分で開いたチャンネルを使って送金するか、誰かにチャンネルを開いてもらう必要がありますが、立ち上げたばかりのノードで後者を自然に得るのは難しいのが実情です。

そんなときに便利なのがインバウンドキャパシティを提供してくれるサービスです。有名どころではLNBIGBitrefillがあり、どちらもWEBページから簡単操作で手数料を支払うことによりインバウンドキャパシティを入手できます(Spotlightのポイント交換でも支払える!)

そんな中、最近になってLND⚡Routingというノードが新しいインバウンドキャパシティ提供サービスを始めました。サービス内容は下記の通りです。

  • 料金体系は (チャンネルサイズ×0.0025%) + 500 Sats
  • 最低チャンネルサイズは100000 Sats
  • 最大チャンネルサイズは1.5 BTC
  • チャンネルがアクティブな限り維持する方針
  • チャンネルがアクティブではなくなって最低1か月経過したら閉鎖する

このノードは弊ノードで発行したリバランストランザクションをよくルーティングしてくれる活発なノードで、個人的には以前から直接接続したいと考えていました。

しかし前述のLNBIGやBitrefillと違いWEBページではなくKeySendにてチャンネル開設リクエストを受け付けるという独特な仕様のため、慣れない方には敷居が高いのではないでしょうか。とはいえ、そういった「ひと手間」はある程度の技術リテラシーを持ったノードをフィルタリングする可能性があり、活発なノードのトランザクションをルーティングできるかもしれません。早速利用してみることにしました。

利用環境の確認

LND⚡RoutingのGitHubページを見る限り、チャンネル開設リクエストはLNDのみ受け付けているとのことです(2021/10/03現在)。弊ノードはRaspberry Piを利用したUmbrelノードなので問題なさそうです。

これ以降の作業はノードにSSH接続するCUIでの操作となります。SSH接続の方法はSpotlightの過去記事をぶら下げておくので事前にご確認ください。

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暗号資産エンジョイ勢。UmbrelでBTCノード運用中。

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