部分月食でワインでもと思ったら
みなさんこんにちは。先日の11月19日は、ほぼ皆既月食に見える部分月食でした。テレビなどでも話題になっていたので、ご覧になった方も多かったかもしれません。私も、せっかくなら部分月食を観測しようと思い、いつものようにある準備を始めました。それは・・・
部分月食専用晩酌セット(笑)。
もうこのブログではお馴染みになりましたが(笑)、天体ショーの観測には体を温めてくれる飲み物が必須となります。今回は月だったので日本酒にしようかとも思ったのですが、ちょうど開栓してから少し日が経ってしまった赤ワインがあったので、手軽にシナモンシュガーを使ったホットワインにでもしようと考えていました。
しかし、少し気になる事があった私は、すぐにあるアプリを立ち上げました。するとそこには・・・
「11月19日 GOOD FOR WINE?」の問いかけに対して「NO」の文字が!
一体これはどういう事なのか?実はこれ・・・
「WHEN WINE TASTES BEST」と言う名前の、いつワインを飲むのがベストなのかを教えてくれるアプリなのです。いつ飲むかって、飲みたい時に飲むのがベストでしょ?と思われるかもしれませんが、それがどうやらそうでもないらしいのです。
このアプリは「ビオディナミカレンダー」と呼ばれる暦に基づいて作られていて、ワインを飲むのに適した日・時間はいつなのかを教えてくれます。そして「ビオディナミカレンダー」とは、天体の動きなどによって起きる地球への影響などから、いつどんな農作業をすると効果的かをカレンダーにしたものです。
天体の動きで農作業に影響が出るの?と思われるかもしれませんが、実際には月の満ち欠けによる引力などによって地中の微生物の動きが変わったりするそうで、みなさんもお聞きになった事があるかもしれませんが「ビオディナミワイン」と呼ばれるワインなどは、この「ビオディナミカレンダー」を参考にしてブドウ栽培やワイン醸造における作業を行っているのです。
そしてこの天体の動きは、農作業だけはなくてワインの味わいにも影響を及ぼすそうなのです。ですから、一番いい状態でワインを味わいたければこのアプリを使ってワインを飲むスケジュールを立てればいいのです。例えば、18日のボージョレ・ヌーヴォーの解禁日はと言うと・・・
終日ワインを飲むのに適した日でした。そして翌日は・・・
13時59分までは美味しくワインを楽しめる状態でした(笑)。
まあ、これが本当かどうかはわかりませんが(笑)、たまに同じワインでも「今日はあんまり美味しく感じないなあ」って時があったり、逆に「今日はいつもより美味しく感じるなあ」って時もあるので、何かしら関連性はあるのかもしれません。
さて、アプリによって今日はワインを飲むのに適した日ではない事がわかりましたが、とは言ってもホットワインにしちゃうしあまり関係ないかと思い、結局はホットワインを飲む事に(笑)。
そして、体を温めながら部分月食を見ようと夜空を見てみたのですが・・・
まさかの月が見えない!?
果たして、部分月食を見る事は出来たのか?またしても、天体ショーに嫌われてしまうのか?。気になる方は有料部分をどうぞ(笑)。