カルロス・ゴーン氏が行った、Bitcoin送金と銀行送金について。
こんにちは!MissBitcoin Maiです。今回のカルロス・ゴーンが保釈中にレバノンへ逃亡する際、それを手助けしたピーター親子への脱出費用をビットコインで支払っていた!という内容が、2日前に様々なメディアで報道されました。
私は「暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーンを良い事に使う」を掲げ寄付活動等をしている身ですので、このように世間的にいう”よろしくない事”に使われる事について、どう考えているのか?と聞かれる事も少なくないので、私の考えを書いておこうと思います。
ただ、最初に1つだけ言わせてもらうと、今回の資金、暗号資産(仮想通貨)だけで支払われたのではなくて法定通貨を銀行送金でも支払われているので...正しくは
ビットコインで!
じゃなくて
ビットコインでも!
ですね。
まず、ゴーン氏(実際は、ゴーン氏の息子さんから、BTCが送られた履歴を見て見ましょう。
コインベースが使われたとの事で、コインベースから提出されている書類を探してみました。2020年1月21日から2020年5月15日に渡り、BTCが送られていますね。
参照:courtlistener.comより
ピーター氏に支払ったトータルが、総額136万ドル(約1億4490万円)だったとの事なので、50万ドルということは、約37%がBitcoinによって支払われたんですね。
続いて、法定通貨で銀行送金された履歴。
Carlos Ghosn → Promote Fox LLC (ピーター氏の会社)540000 USD 322500 USD、計 862500 USD を銀行送金していますね。
なんというか、もし『Bitcoinがぁぁぁ!危険うぉぉぉ!って感じで、Bitcoinだけが悪者のように騒げるのって、法定通貨でのマネロンが0で、Bitcoinだけが、マネロンの温床になっている時だけだと思うんです。
別に「法定通貨の方が、マネロンに使われてる!」とか「Bitcoinの方が優れている!」とか言いたい訳ではありません。
こういう話って、ポジショントークになりがちですが、一歩引いてみた時に冷静な判断をできると思っています。法定通貨だってBitcoinだって使われる時は使われる。
このような犯罪を減らす為に、私たちはどういう行動を取れば良いか?1人でも笑顔にできる方法を考える方が大事だと個人的には大切だと思っています。もちろんそんな簡単な事ではないってわかってるけど。できる事を少しずつやっていくしかないですよね。
最後にどうでもいいですが、逮捕状って初めて検索してみました。生々しいですね・・。
なんか、今回の件で、シルクロードの昔話についても語りたくなったので、後日シルクロードについて書きます!