ブドウ栽培日記2 #11
みなさんこんにちは。園芸素人の私がブドウ栽培に挑戦すると言うこの企画、前回はカベルネちゃんの花(房)が開花して、唯一生き残った挿し木のカベルネも復調の兆しを見せるなど、嬉しい出来事がたくさんありましたが、その後の房の様子はと言うと・・・
あれから4日が経ち、さらに開花が進んで雄しべがたくさん見られるようになりました!
こちらの房も!
こちらも顕著に確認出来ます!このまま順調に育ってくれるといいなあ~。さて、この日は・・・
カベルネちゃんのこちらの枝の仕立てを行いました。ご覧の通り、まっすぐ真横に伸びた枝が1本あります(笑)。おそらく、普通なら剪定しなければいけない枝だと思うのですが、どうにも忍びなかったので(笑)・・・
このように根本に近い部分から徐々に引き寄せて、折れない程度にしならせたら(笑)・・・
支柱に半ば強引に固定(笑)。すると・・・
あら不思議!なんと2本あったはずの枝が、まるで1本に見えるではありませんか(笑)。以前の状態と比べてみても・・・
非常に全体のバランスが良くなりました(実は、写真を撮る時に横にはみ出してしまうのでいつも撮りづらかった(笑))!その後も、自重で垂れ下がってしまう枝などを見つけては、支柱に括り付けるなどしてコントロールをしていましたが、そんなある日の事。いつものように枝の様子をチェックしていると・・・
不自然に葉っぱが無くなっている部分を発見!もしかしたら巻きひげだったのかもしれませんが、嫌な予感がしたのですぐに付近の葉っぱをチェック。・・・すると・・・
あー!!いたー!!・・・ついに今年も、奴らとの戦いの季節がやってきました(笑)。ちなみに、奴らとは「ブドウスズメの幼虫」の事で、去年は幾度となく苦しめられました。しかし、私も経験を積んだ立派な戦士(笑)。すぐに・・・
秘密兵器の割り箸を装備し、戦いに臨みます(笑)!そして、近くで確認してみると・・・
・・・ん!?背中に白い繭状の何かを付けているではありませんか!・・・もしかして卵か!?いずれにせよ、こんなブドウスズメの幼虫は初めてだったので少し戸惑いましたが・・・
いつも通りに葉っぱから引き剝がす事に成功!そして、背中に付いていた繭状の物体をブドウスズメから取り外してみましたが、正体はよくわからなかったので一緒に駆除する事に。
ちなみに、あとで調べてみると、この白い繭はブドウスズメに寄生する寄生蜂だそうです。つまり、最終的にはブドウスズメを殺してしまうとの事(怖ぇ~)。ブドウの天敵とは言え、この結末には少し同情すると共に、改めて自然の厳しさを感じさせられました。
さて、その翌日は台風2号が接近。ブドウ達はみんな軒先に避難させていましたが、心配になったので朝様子を見てみる事に。すると・・・
軒先まで雨が振り込んではいましたが、とりあえずは大丈夫そう・・・だったのですが、それから1時間後にまた様子を見てみると・・・
・・・あれ?なんかシャルドネちゃんが、マイケル・ジャクソンの「ゼロ・グラヴィティ」みたいに見えるぞ(笑)!?目の錯覚かと思い、近くで確認してみると・・・
やっぱり「ゼロ・グラヴィティ」みたいになってる(笑)!どうやら、雨に濡れた事で重くなった葉っぱなどの自重を支えきれなくなり、枝が前のめりにしなってしまったようです。すぐに葉っぱの水気を切り、カベルネちゃんと共に玄関先に避難させる事に。
・・・う~ん、まだ「ゼロ・グラヴィティ」状態だな(笑)。とりあえず、このまま台風が過ぎ去るのを待つ事にしました。そして翌日。
葉っぱもすっかり乾いて、昨日の状態からは脱しましたが、こうやって見てみると、元々自重によって前のめり気味になっていたようなので、そろそろシャルドネちゃんにも支柱を立てる必要がありそうだな~。・・・あ、そう言えば、アガベやユッカ達は外に出しっ放しにしてたんだった(笑)。すぐに様子を見てみると・・・
雨に濡れてビシャビシャにはなっていましたが、全くの無傷で鎮座しておりました(強ぇ~)。・・・彼らは重心が低いので台風にも負けないのです(笑)。
さて、一方の挿し木のカベルネはと言うと、日向ぼっこを継続した結果・・・
・・・若干葉っぱが大きくなったような(笑)?・・・若干葉っぱの色が濃い緑色になってきたような(笑)?・・・まあ、彼なりに頑張ってはいるようなので一安心です。ただ・・・
さすがに台風の日は、外に出しておくと飛ばされてしまう、もしくは枝が折れてしまいそうなので、いつもの場所へ久しぶりに里帰りをしていました(笑)。まだまだ小さいので、この子は今後も過保護に育てていきたいと思います(笑)。
いかがでしたか?また今年も、ブドウスズメとの仁義なき戦いが始まってしまいましたが、どうやら今年は去年以上の強敵も出現するとか!?・・・それは、もう少し先のお話になりますが、オラ、わくわくしてきたぞ(笑)!今後の天下一ブドウ会、いやブドウ栽培日記もお楽しみに(笑)。