一般の暗号資産にとってノードを持つことは"絶対"ではない

NEMだけを触っているとあまり感じませんが、一般の暗号資産にとってノードを持つことは”絶対”です(SPV含む)。自分のノードを所有することで初めてトラストレスな取引ができます。一方NEMは秘密鍵を持つだけですべての機能が使用できます。だからNEMは世界を変えるのです

本稿の要旨は、タイトルの通り。引用したツイートには、P2P ネットワークの技術に対して、著しい誤解があり危険ですらあります。

(ごく少数の仕組みにおいて、ノードを持たないとトラストレスな送金が成り立たない場合がありえます。たとえば Lightning Network が該当します。他にもあるかもしれませんが、ちょっと思いつきません。)

NEM のみならず、Bitcoin も Ethereum も XRP も、そしてモナコインもモナパーティも、全ては電子署名によりトランザクションの真贋が暗号学的に判定され、自分以外の誰かがブロックにまとめます。XRP の場合は ledger ですが。ともあれ、ノードを持つ必要は、ありません。

他人のノードを使う場合、そのノードが嘘をつくリスクはあります。残高があるのに「無い」と返すとか。よって、自前のノードを所有するインセンティブはあります。これは NEM も含め、全ての P2P ネットワークで言えることです。

署名が途上のマルチシグの管理など、NEM 単体で提供され、他チェーンには用意がない場合が多い機能は存在します。しかし他チェーンでも、その気になれば、アドオンのサービスをトラストレスに提供することはできます。Bitcoin の Copay など実例もあります。

モナパーティは、モナカードだけで 3000 アドレス以上の利用者がいることが明らかになりました。それなりのエコシステムが組まれ始めています。攻撃対象にされるリスクも、それなりに上がっています。

それでもトラストレスに運用できているのは「秘密鍵を預からない」と「トランザクションの中身を考えないで使える、親切な API サーバを提供する」という徹底した設計のためです。

要するに NEM と同じ。何を真似するでもなく、結果として似るのですよ。トラストレスを追求すると、最適解は絞られるのです。

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一つのツイートに対して、長々とツッコミを入れているのには、2つほど理由があります。

まずモナパーティへの誤解を招きかねないのが一つ。風説の流布、許さじ。

もう一つは、NEM および Symbol のチェーンネットワークに対して悪い影響を与える可能性があるからです。

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NEM は( Symbol も)、本質的には P2P 型のブロックチェーン・ネットワークです。上層の機能面で特徴はありますが、ビットコインやイーサリアムと本質では変わりません。

安定稼働のためには、ノードネットワークが重要です。

テストネットも重要です。過去の記事でも、重要性については(有料部分でですが)言及してきました。

Symbol は立ち上げ途上なので、特に重要です。テストネットを構築する人には、崇め投げ銭しても良いくらい。

それに被せて、ノードを所有する必要がないなど述べるのは、自殺行為か、実はアンチの側なのかと疑われたいのか、無知の極みか、いずれかでしょう。

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なお、モナパーティのノード数は、現時点で、たぶん10に満たないでしょう。少なくとも 5 ノードは、間違いなくありますが。それでもネットワーク的には、問題はありません。これは特殊な例です。

なぜ問題がないか。モナパーティのチェーンはモナコインのセカンド・レイヤー・チェーンです。モナパーティのノードは単なるバリデータであり、ネットワークの安定性は全世界 150 を超えるモナコインの P2P ノードが担保しているからです。ありがとうモナコイン。

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