高円寺のおしゃれな穴場カフェ10選
高円寺には人気のカフェがたくさんあるけれど、コロナのことを考えるとあんまり人の沢山いる店にも行きたくない。
そうはいっても、もう我慢の限界。いい加減出かけたい! という人のために高円寺にある素敵な穴場カフェを10店だけ選び抜いて紹介します。
人が少ないからカフェのクオリティが低いということはありません。むしろ店主のこだわりが詰まった店だからこそ人が少なかったり、お客を絞っていたり。
偶然見つけたら、自分だけの秘密の場所を見つけたような気分になれるカフェです。正直紹介したくないです。
いろんな特徴のあるカフェがあるので、わかりやすいように以下の四点についてMAX★5で評価しました。
おしゃれ度 ★★★★★
穴場感 ★★★★★
くつろぎ度 ★★★★★
非日常感 ★★★★★
壱參伍
おしゃれ度 ★★★★★
穴場感 ★★★
くつろぎ度 ★★★★★
非日常感 ★★
高円寺南口からパル商店街を下って、エトアール通りに入ったところにあるカフェ。
全体的に内装は木の素材感の強いナチュラルなイメージ。
1階と2階で雰囲気が結構違う。1階はキッチンを背にした壁に向かう細長いカウンター。シンプルな普通のカフェの印象だけど、一人でも気軽に入れる雰囲気は悪くない。
店の奥に入って靴を脱いで木の階段をあがると、急に広がりのある自由なスペースになっている。
説明が難しいけど、座布団で座るタイプのちゃぶ台だったり、普通の椅子がついたテーブルが共存していて、不思議で自由な空間。
電源も用意してあって机で仕事をしている人も結構いる。(Wifiは未確認)
メニューも豊富で、個人的にオススメはカフェでは珍しいデカフェ。最近カフェインレスにこっているので嬉しい。
写真の飲み物はデカフェとバナナジュース。
人気メニューはパンの上に所狭しとマシュマロを敷き詰めたマシュマロトーストだそうだ。
CITY
おしゃれ度 ★★★★★
穴場感 ★★★★
くつろぎ度 ★★★
非日常感 ★★★
高円寺駅の南側のおしゃれな古着屋が立ち並ぶエトアール通り。そこから少し外れた小路を行くと現れるひっそりとしたシックなカフェ、CITY。
詰めれば6席くらいは入りそうな店内にはコロナ対策なのか、店長の美学なのか3席のテーブルとカウンターしかない。満員でも10人位は入れるだろうかというところ。
確認したところ店内は撮影禁止だったため、残念ながら写真は外観しか無いです。
しかたがないので文章で説明すると、内装は外観のイメージと同様にシックな黒と白で統一された店内。壁は手塗りの塗りムラを活かした白壁で、テーブルと床と天井は黒。天井が黒いと圧迫感がありそうだが、個性的なオレンジ色の照明がよく映える。
なんというべきかわからないが、とにかく都会的なおしゃれさが高まっている。
この日はBGMにボブディランが流れていたが、一角に大量のCDコレクションが並んだ棚があるので、店長のセレクションで日によって変わるのだろう。
メニューにあるチョコレートケーキとチーズケーキは濃厚だが甘さ控えめの大人の味。濃いコーヒーを飲みながらちびちび食べて過ごしたい。22時まで営業しているので夜カフェも楽しめる。
結構寂れた場所にあるのに、密かに人気が高まっている気がする。どこかで噂にでもなっているのだろうか。
Cafe Cross Point
おしゃれ度 ★★★★
穴場感 ★★
くつろぎ度 ★★★★★
非日常感 ★★
高円寺北の中通りを人がまばらになるまで進んでいくと、その名の通り小さな十字路の角にCafe Cross Pointがある。
ここは低めのソファーが並んだ明るい店内でリラックスして本が読めるブックカフェだ。
なぜか今回紹介するカフェの中でもブックカフェには暗いところが多いが、ここは立地を活かした大きな窓から光が入ってきて明るいので文字も追いやすい。
食べものは美味しい季節のシフォンケーキとコーヒーが楽しめる。ランチタイムのキッシュセットも美味しいのでおすすめ。
壁の一面は大きな本棚が。大判の写真集や絵本などのビジュアルが楽しめる本を中心に気軽に読める本が揃っており、店内で自由に読むことができる。なぜか推理小説のラインナップも豊富。
人によっては犬も一緒に店内に入れるというのもポイントかもしれない。
残念ながら2020年7月現在はコロナウイルス感染拡大の影響で縮小営業しており、テイクアウトのみの営業で店内での滞在は30分以内に制限されている。
GALLERY RUI
おしゃれ度 ★★
穴場感 ★★★★★
くつろぎ度 ★★★★
非日常感 ★★★
普通の住宅街の中にとつぜん現れる、巨大な油絵に囲まれてくつろげるカフェギャラリー。
今回紹介する中で実は穴場感が一番高いかもしれない。
普通の住宅の一階部分がカフェになっているかたちで、テラス席がなければスルーしてしまうかも。
中に入ると店長のご主人が描いた絵が所狭しと飾ってあってなかなか狙って出せないような雰囲気である。
実は近所の常連さんに親しまれている店でもあり、写真の印象よりはリラックスした雰囲気を楽しめる。
サルトリイバラ喫茶室
おしゃれ度 ★★★★
穴場感 ★★★★★
くつろぎ度 ★★
非日常感 ★★★★★
穴場というか、もはや異空間なカフェ。
雑居ビルとビルの隙間の、「こんなところに!?」と驚くようなところに看板がたっている。
路地に入って狭い階段を登っていくとまず目につくのは、事細かに書かれた注意事項の張り紙。
そう、ここは注文の多いカフェでもあるのだ。例えば、4人以上のグループでは来店できないし、大きな声で喋るのも禁止。小さな子どもの入店も遠慮してもらっているらしい。一人で本でも片手に来るか、静かな友達と来るのがおすすめ。
実際、静かな店内は掛け時計の針の音がよく聞こえるほどだ。
まあ別にルールを守っていれば店長は物静かで居心地は良い。
それに入ってみるとわかるがここは注意事項が多いのもしかたがないかなと思えるほど愛が深い紅茶専門店なのだ。
参考までに、写真の簡易メニューを見て欲しい。こういうメニューが何枚もある上に、メニューの他に冊子もあって、国内茶葉を何十種類も選んで注文することができ、それ一つ一つに店長のレコメンドがつけられている。
写真は嬉野茶のミルクティーと(銘柄は忘れてしまったが)ハーブティー。
店内は手元以外撮影禁止なので内装の写真は撮れなかったが、アースカラーで統一された店内は装飾もあまりごちゃごちゃしておらずシンプルで落ち着ける。
美味しい紅茶とゆっくりした時間を過ごしたい人におすすめ。
読書喫茶室 アール座読書館
おしゃれ度 ★★★★★
穴場感 ★★
くつろぎ度 ★★★★
非日常感 ★★★★★
こちらも高円寺が誇る異空間系カフェ。
人通りの多いパル商店街のすぐ近くにもかかわらず、階段を上り分厚い鉄のドアをあけると静かな世界が広がっている。
静かに本を楽しめるカフェを目指したというコンセプトのお店なので、大きな声で喋るのは禁止。BGMすら静かだ。
ただただ、緑豊かな店内で書机に座って本を読むことを目的としたカフェだ。
壁の大きな本棚には、やはりビジュアルを楽しむ系の本も多いが、国内外の児童小説や短編小説も並んでいる。
ジャンルが幻想、怪奇系に偏っているのは店長の趣味だろうか。たしかに江戸川乱歩の短編を読むには日本一最適な雰囲気のカフェである。
惜しいのは、有名になりすぎて穴場感があまりないことだろうか。
人気なので、待つ必要がある場合が多いが、席が空いたら電話してくれるので行列をに並ぶ必要はない。古着屋でもながめて待っていよう。
物語り喫茶室 エセルの中庭
おしゃれ度 ★★★★★
穴場感 ★★
くつろぎ度 ★★★
非日常感 ★★★★★
こちらはアールの姉妹店。
幻想的な雰囲気は楽しみたいけどおしゃべりもしたい人は一つ上の階にあるこちらに行こう。
BGMに朗読が流れていて不思議な雰囲気だが、おしゃべりを邪魔する程の音量ではないので心配いらない。
店内はアールよりも更にファンタジー風の装飾で幻想的な雰囲気を楽しめる。
まず目につくのは天井に吊られたクラシックなシャンデリアと木馬。
テーブルはそれぞれが柱とカーテンで区切られている。なんと表現したらいいかわからないがいわゆるお姫様ベットの天蓋みたいな感じなので、個室感があって周りを気にしないでリラックスできる。
ここも穴場と言うには人気なのがちょっと残念かもしれない。店内の席数が限られていることもあり、休日は人気で何組も待っていることもしばしば。
もちろんノートに書いておけば電話してもらえるので並ぶ必要はない。
穂わ心 カフェ
おしゃれ度 ★★
穴場感 ★★★
くつろぎ度 ★★★★★
非日常感 ★
うん、多分読めないと思う。読み方は「ほわここ」である。
商店街の喧騒から離れたカジュアルな雰囲気のナチュラル系のカフェ。
商品の小物が沢山並んでいてちょっとごちゃごちゃした感じもあるが、逆にリラックスできる雰囲気の良いカフェ。
コロナの影響で席数を減らしているのか、先日行ったときはソファー席などで合計席数6席しかなかったので場合によっては少し待つかもしれない。
ケーキやお菓子なども売っているが、夏の時期はグルメ系かき氷が安くておいしい。(写真はいちごミルクだが、大きな果肉の入った食べごたえのある、いわゆるいまどきのかき氷だ)
残念ながら店内の撮影はNGだったので外観のみ。
喫茶 木もれび
おしゃれ度 ★★★
穴場感 ★★★★★
くつろぎ度 ★★★★★
非日常感 ★★
唯一無ニのいやし系和風カフェ。
高円寺には桃園川緑道という歴史の古い遊歩道があるのだが、その道沿いにある。
表通りからは全然見えないので(看板は出ているが)、こんなところにあるのかと驚かされるかもしれない。
緑豊かな庭に囲まれた和風民家がカフェになっている。店内から外を見ると庭の緑が外界を隔絶する効果を発揮していて絶妙な雰囲気だと思う。
くつろぎすぎて長居してしまうし、あまり人がいないのも良い。
なんというか例えるなら田舎のおばあちゃんの家でくつろいでいるような気分にひたれる店である。
その割に(といったら悪いけど)食器や内装もおしゃれでこだわりが感じられるのがさらによい。
まさに穴場と行った感じのカフェだ。
INCredible COFFEE
おしゃれ度 ★★★★★
穴場感 ★★★★
くつろぎ度 ★★★★★
非日常感 ★★
最後は高円寺の北口側。
純情商店街を突き当たって右側の広い通りにある都会的なカフェ。
愛想のいい店長に美味しいアメリカンコーヒー、さらに食べごたえのあるベーグルサンドでもあれば、それはもはやある種の最高なカフェではないだろうか。そんな感じのカフェ。
オープンな店内はコンクリートの素朴な白壁に大きな絵。たまに店内がギャラリーとして貸しだされているらしく個展が開かれている。
ぱっと見た感じ席数は少ないが、薄めのアメリカンを飲みながら壁にかかった油絵を眺めていてもいいし、ちょっと離れた場所にある、キャンプ用品のおいてある休憩スペースでくつろいでもよい(土日のみ。要確認)。
ここまで紹介してきたカフェとはちょっとベクトルが違うかもしれないが、とにかく感じがよくて毎日通いたくなる。
ちなみにベーグルサンドは食べごたえがありすぎるので硬いパンが苦手な人にはおすすめしない。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
写真があまり撮れなかったカフェの魅力を伝えられたかがちょっと不安です。
東京はGOTOできなくなってしまったらしいので、都内で遊びたいという都民には是非参考にしていただきたいです。
ちなみに私の一番おすすめのカフェを知りたい方は投げ銭してみてくださいね↓↓