ローストビーフで一杯 ~前編~
みなさんこんにちは。長らくお待たせしました、今回はついにあの絶品のローストビーフが登場しますよ!ちなみに、その絶品のローストビーフとは、私が東京出張の際に麻布にあるスーパー「ナニワヤ」さんで買ってきた・・・
こちら!100g当たり1,188円の高級品です(笑)。さて、これをどうやったら目一杯楽しめるのかをずっと考えていた私でしたが、最終的に辿り着いた答えは・・・
「シンプルにそのままいただく!」
と言うものでした(笑)。やはり、元々の素材が良い物にはあれこれと手を加える必要はないですし、実際に食べた人達の感想をネットで見ても、そのまま何もつけずにいただくのが美味しいと言う意見が多くありました。そこで・・・
とりあえず、飾り用のミニトマトとルッコラを用意!そして、さっそくローストビーフを出してみると・・・
お~!!なんかツヤがあるぞ!!
別角度からもう1枚(笑)。続いて、縛ってある糸をカットします(テンション上がる(笑))。
そして、いよいよローストビーフをカットしていきます(今度は緊張してきた(笑))。慎重に・・・
まずは一切れカット(びびって薄く切り過ぎた(笑))!
断面を見ると、結構火が入っている感じに見えましたが、その後何枚か切ってみると・・・
綺麗なピンク色の断面が出現!
お~、紛れもなくこれはローストビーフ!火の入り方も実に美しい(笑)。そして、これをお皿に盛り付ければ・・・
ナニワヤ特製ローストビーフの完成です!さっそく一切れいただいてみると、程よい脂と共に、お肉のジューシーな旨みが噛むほどに溢れ出してきて美味しい!味付けも、ちょうど良い塩加減と黒胡椒の風味がアクセントとなり、むしろ何もつけない方がお肉の味わいをより楽しめる感じでした。また食感に関しては、柔らかさの中にも程よい肉感があり、固かったりパサついたりする事もなかったので、火入れの加減が完璧なんだと思いました(火が入り過ぎると、肉が固くなったり水分が失われてパサついたりするそうです)。
さて、ローストビーフの味わいを確認した私は、次にどんなお酒を合わせるかを考えました。そして選んだのが・・・
赤ワイン!・・・正直、ビールでも日本酒でも合いますが(笑)、やはりここは王道の赤ワインが相応しいと思いチョイス。ただ、どんな赤ワインを合わせるかに関してはかなり迷いました。
と言うのも、サシの多いお肉であればタンニン多めのフルボディ赤ワインがよく合いますが、このローストビーフは程よい脂に赤身の旨みが感じられる繊細な味わいなので、ワインにも同じように程よいタンニンやボディと、繊細なニュアンスが求められるのです(あくまで自己判断ですが(笑))。それらを踏まえて、私が今回選んだ赤ワインが・・・
こちらのスペインの「コト・デ・ゴマリス」が造る「ビーニャ・エクスペリメンタル キュヴェ・カコ 2015」!実はこのワイン、私自身の勉強用も兼ねて仕入れたワインなのですが、とにかく使用しているブドウ品種が珍しい!「ソウソン、カイニョ・ロンゴ、カイニョ・ダ・テラ、カラブレイラ、メンシア」と言う5種類のブドウを使用しているのですが、正直私が知っているのはメンシアだけ(笑)。そこで、知らない品種を使ったワインを一度飲んでみたいと思い、購入したのです。
そしてこのワイン、コメントにはフルボディの赤ワインとあったのですが、実際に飲んでみると、フル寄りの重さは感じつつも、タンニンはそこまで強くなくて繊細さがあり、綺麗な酸味と相まって余韻が軽やかに伸びていく印象があり・・・ってこれはまさに、このローストビーフにぴったりやん(これまた自己判断ですが(笑))!と言う事になり、今回ペアリングしてみました(ちなみに、このワインも1本5,280円とそこそこ高級なので、ローストビーフとの格を合わせる意味でも立派にペアリングしていました(笑))。
いかがでしたか?絶品のローストビーフを目一杯楽しむために、今回は可能な限り努力をしてみました!・・・ただ、実はまだ半分ぐらい残っているんです(さすがに、1日でこの高級なローストビーフを食べ切るだけの勇気が私にはありませんでした(笑))。そこで、次回は後編と題して、さらにこのローストビーフを楽しむ方法を考えてみたいと思います、乞うご期待!