鬼滅のお酒
みなさんこんにちは。今日ネットニュースを見ていたらこのような話題が出ていました。
今話題の「鬼滅の刃」とコラボレーションしたシャンメリーの販売が増加していると言う内容です。ニュースにも書いてありますが、缶コーヒーや即席麺、チョコバーなど様々な商品が鬼滅の刃とコラボレーションしてその人気にあやかっていますが、シャンメリーもその恩恵を受けていたとは、改めて鬼滅の刃人気の凄さを感じました。
そこで、私なりに鬼滅の刃とコラボレーションしたお酒はないのかを調べてみました。が、やはり子供たちに人気のアニメを、子供たちが飲めないお酒とコラボレーションするのは常識的に考えても健全ではないわけで、当然の事ながらコラボ酒は存在しませんでした(お酒などにも使える鬼滅の刃のマドラーは販売されていましたが)。
そんな中、こんなお酒を見つけました。鬼滅の刃とのコラボレーションではありませんが、その名も「鬼炎(おにほむら)」と言う本格焼芋焼酎です。「炎」と書いて「ほむら」と読ませる部分や、市松模様を使ったデザインは、鬼滅の刃をご存じの方ならピンとくるのではないでしょうか。さらに調べてみると、鬼滅の刃にも使われている書体を販売している会社とのコラボ書体を使用しているらしく、見た目からも鬼滅の刃をどことなく感じる事が出来ます。
さて、結局鬼滅の刃にあやかったお酒は見つからなかった訳ですが、ここまでくると私としては何としてでも鬼滅の刃とお酒を結びつけたい訳です(笑)。そこで、少し見方を変えて考えてみる事にしました。そもそも「鬼滅」とは鬼を滅ぼす事です。つまり、「鬼を殺す」と言う事。「鬼をころす」、「鬼ころす」、ん?これはつまり・・・
鬼ころし!!
そうです、みなさんも一度は聞いた事があるかと思います、お酒の「鬼ころし」と言う名前を!これこそ「鬼滅のお酒」ではないか、と言う結論に至りました(笑)。
恐らく「それはいくらなんでも強引じゃないの?」と言う意見があるとは思います(笑)。しかし、調べてみるとあながちそうでもないのです。
みなさんは、「鬼ころし」と言う名前のお酒が日本全国に多数存在する事をご存じですか?そもそも「鬼ころし」と言う名前の由来は、「鬼のように頑強な男でも酔い潰れてしまうぐらい純度の高い美味しいお酒」や「鬼をも酔わす美味し酒」などいくつかあるのですが、元々は「鬼をも殺すほどの辛口の味わい」と言う意味だったそうです。そして、その元となったのが「酒呑童子伝説」と思われます。
「酒呑童子伝説」とは、簡単に言うと鬼退治の話で、鬼に沢山のお酒を飲ませて酔い潰れた所を退治したと言う話です(少し卑怯な感じもしますが、そうでもしないと鬼は倒せないのです)。さらには、鬼ではありませんがこれまた有名な「やまたのおろち」も、お酒を飲ませて酔った所を退治しているのです。
つまり、まさにお酒そのものが「鬼滅の刃」だったのです(笑)。私はまだ鬼滅の刃を全て見ていないのでわかりませんが、今後物語の中にもしかしたらお酒が出てくるのではないかと期待しています(笑)。鬼に辛口の美味しいお酒を沢山飲ませて、酔い潰れた所を倒す、酒の呼吸を使う酒柱が居てもいいのではないでしょうか(笑)。