鯛焼きで一杯
みなさんこんにちは。前回、静岡の宇津ノ谷にある明治のトンネルへ行った話を書きましたが、実は近くにもう一か所だけ寄ってみたい場所があったので、トンネルで一杯やった後に行ってみました。
最初に降りたバス停から4つほど静岡方面に戻ったバス停が最寄りとなりますが、歩けない距離ではないので日頃の運動不足解消も兼ねて徒歩で向かいます。すると、見えてくるのは・・・
「丸子路」の文字。そして・・・
「ようこそ大鈩へ!」の看板が。これで「おおだたら」と読みます。ここには・・・
「大鈩不動尊」と呼ばれるお寺があり、一部ではジブリ映画の「もののけ姫」に出てきそうな雰囲気の場所だとも言われております。そんな大鈩不動尊への参道(と言っても普通の山道ですが)をしばらく歩いて行くと、見えてくるのがこちらです。
「大鈩不動尊」・・・ではなくて(笑)、鯛焼き屋さんです!ここは「丸子峠鯛焼き屋」と言って、今回私がどうしても寄ってみたかった場所なのです。写真からもわかるように、周りには他にお店もない場所なのですが、この通りお客さんで賑わっているのです。その理由は、鯛焼きの美味しさはもちろんなのですが、ここの鯛焼き、実は・・・
世界で一番大きいサイズなのです!その大きさはなんと60センチ!もちろん通常サイズもあるのですが、この見た目のインパクトもあり、わざわざ他府県からやってくる方もいるそうです。
お店の入り口には、世界一サイズと思われる金型も飾られていました(デカい(笑))。さて、さすがにこの世界一サイズは大きすぎるので、そのワンサイズ下の26センチと通常の16センチサイズを購入する事に。ちなみに、この26センチサイズでも、日本で二番目の大きさだそうで、ドラマ「ドクターX」にも登場した事があるんだとか。
この写真からもわかるように、26センチサイズでも十分大きいです(笑)。ここは、注文を受けてから焼き上げてくれるので、焼き上がりまでしばらく待つことに。すると店主さんが、「水琴窟があるよ」と言ってお店の横へと案内してくれました。
どうやら店主さんの手作りらしく、写真からは音までは伝わりませんが、あの独特の涼し気な音が響いておりました。さて、そうこうしているうちに鯛焼きが焼き上がりました。さすがに26センチサイズは大きいので、トレーに入れて渡してくれました。
これだとなかなかサイズ感がわかりにくいですが(笑)、大体A4サイズより少し小さめぐらいなイメージです。さっそく、中身を取り出して・・・
鯛焼きで一杯(笑)。実際には、このサイズは家用のお土産にしたので、通常サイズで一杯やりましたが、想像以上に人が多かったのでおちょこを使う勇気が出ず、直接水筒から熱燗をグビっとやりました(笑)。出来立ての鯛焼きは熱々で、熱燗との温度帯ペアリングも良い感じ、そして何より歩き疲れた体にはあんこの上品な甘さが最高のご褒美でした。
結局この後、時間が遅くなったのとこれ以上歩きたくなくなったので(笑)、「大鈩不動尊」には行けませんでしたが、また時間を作って鯛焼き経由で行ってみたいと思いました。ちなみに、この世界で一番大きいサイズの鯛焼きは、電話やFAXで注文すれば全国発送もしてくれるそうなので、ご興味のある方は試してみてはいかがですか(笑)?