暑すぎる静岡

暑すぎる静岡

みなさんこんにちは。このところ暑い日が続いておりますが、先週の日曜日、ついに静岡市内は40℃の暑さに見舞われました!ちょうど10年前、ワーホリでオーストラリアに居る時に40℃を体験したことがありましたが、まさか同じ暑さを地元で経験することになるとは夢にも思いませんでした。そんな昼下がり、クーラーの効いた部屋で涼んでいると、いつもの友人から連絡が!そして、引っ張り出されたのが・・・

近くの川(笑)!ここで、水浴びをして涼を取ろうとのことでしたが、友人の一番の目当てはこちらの・・・

シードル(笑)!確かに、暑い日に飲むキンキンに冷えたシードルは最高なのです(笑)。そこで、さっそく抜栓をして友人と・・・

乾杯!・・・うん、やっぱり暑い日に飲むシードルは最高だな~!そして、川の中に足を入れると、水が冷たくて気持ちいい~。足湯の冷たいバージョンみたいなものですが(笑)、適度に体温も冷やされて40℃の中でもいい感じで過ごせます!

今年は、いつも行く本流の川が濁っていて入れそうにないので、こちらの支流に来ましたが、ここはしばらく雨が降らないと水が干上がってしまいます。・・・昔はもっと水量があったんだけどな~。・・・と、昔のことを思い出しながら・・・

あっという間にシードルが空に(笑)。その後、もう少しだけ川で涼んでから友人のガレージに移動。そして、日が暮れるのを待ってから・・・

赤ワインを飲むことに!ちなみに、写真からもわかるように、この時期は赤ワインでも冷やしておいた方が美味しく飲めるのです(品種にもよりますが、大体赤ワインの飲み頃温度は14~18℃ぐらいなので、夏の常温では高すぎるのです)!

さて、今回の赤ワインは「カークランドシグネチャー カーネロス ピノ・ノワール 2021」です!カーネロスは、カリフォルニアの有名ワイン産地「ナパ・ヴァレー」の中でも、冷涼な気候を有する場所で、フランスのブルゴーニュの品種であるピノ・ノワールやシャルドネの銘醸地としても知られています。また・・・

「カークランドシグネチャー」は、言わずと知れたあのコストコのプライべートブランドでもあります(写真右下にコストコの文字が)。そして、この「カークランドシグネチャー」のワインが、実はどれも非常に品質が高くてコストパフォーマンスに優れた商品なのです!

昨今は、特にピノ・ノワールの価格高騰が著しく、もうすぐやってくる土用の丑の日のうなぎのように、近い将来は私のような庶民には手が出せなくなるんじゃないかと危惧するぐらいです。そんな中、このピノ・ノワールは1,700円ぐらいとお手頃価格ながら、熟した赤い果実などのアロマとオーク由来の風味が溶け合い、フルーティかつ綺麗なタンニンが程よいボディを構成していて良く出来てる!個人的には、やや酸味のボリューム感が大人しい印象でしたが、それでもニューワールドらしいスタイルのピノで美味しかったです!・・・正直、この価格帯でこのクオリティのワインを販売されると、同業者としてはなかなか厳しいです(私の感覚としては、このワインなら2,000円台でも妥当な価格かな)(笑)。以前ご紹介した・・・

同じくコストコが販売している、こちらの南アフリカの「ユステンバーグ カベルネ・ソーヴィニヨン」も価格以上のクオリティなので、改めてスケールメリットの凄さを実感しました(コストコやべぇ~(笑))!・・・まあ、消費者としたら、安くて美味しいワインを提供してくれるのでありがたい限りですが(笑)。

さて、ここで少し話を戻し・・・、この時期は赤ワインも軽く冷やさないと飲み頃の温度にならないのですが、そもそもそれ以前に、ワインの保管に関してもこの時期は温度管理がとても重要になってきます。ワインセラーがあることからもわかるように、ワインは高温下や低い湿度下(コルクのワイン)では、品質が劣化してしまいます。例えば・・・

友人が持っていたこちらの赤ワイン。同じくカリフォルニアのナパ・ヴァレー産のカベルネ・ソーヴィニヨンで、少し前に開けたのですが・・・、みなさん、何か異変に気が付きましたか?・・・実は、コルクの部分をよ〜く見ると・・・

赤ワインの跡が!実はこれ、以前ブログでもご紹介しましたが、ワインが噴きこぼれた跡なのです(笑)。詳しい理屈に関しては、こちらのブログをご覧いただきたいのですが、私は以前から友人にワインセラーを買うか、冷蔵庫の野菜室などに保管することを勧めていました。しかし、野菜室のスペースが無くなってしまったらしく、止む無く屋根裏のスペースに保管していたとのこと。・・・そしてある日、ワインボトルを見てみたら・・・噴いた形跡が~!!・・・と言うことらしいです(笑)。念のために、キャップシールの裏側も確認してみましたが・・・

やはり、確実にワインが噴きこぼれた跡が残っていました(笑)。正直、一度噴いたワインに関しては、品質を元に戻す手立てはなく、唯一私達に出来るのは・・・

早く飲むことだけ(笑)!

そこで今回、試しに飲んでみたのですが、やはり多少熱劣化と酸化のニュアンスが感じられました。ただ、それでも・・・普通に美味しく楽しめました(笑)!どうやら・・・

ナパのカベルネ・ソーヴィニヨンはパワフルなので、ちょっと噴いたぐらいでは動じないみたいですね(笑)(アルコール度数も14.5%と高いですし)。

それでも、噴かないに越したことはないので(笑)、この時期にワインを保管される場合には、ワインセラーや冷蔵庫、無い場合には温度変化の少ない、なるべく涼しい場所に置くようにしてみて下さい。そして、もしも噴いてしまったら、どんなに高いワインでもすぐに飲んでしまいましょう(笑)!

・・・それにしても、どんな感じでワインって噴くんだろう、一度でいいからその瞬間を見てみたい(笑)。

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記事を書いた人

ワイン、日本酒、音楽、サッカー、アウトドア好きです。お酒にまつわる面白い話を書いています。また、ネットでワインショップ「LIFE WITH SAKE & WINE」をオープンしました。10%オフクーポン「open2021」(お1人様1回有効期限無し)ご用意したのでぜひご覧下さい!

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