2020年最高の映画「TENET」で、未来が逆行する。
ずがーんです。
普段はブログで宇宙とかモナコインとかの話を書いています。
http://blog.utyuu.space/
Spotlightでは趣向を変えて、映画レビューを書いてみます。
2020年に公開された映画で最も話題を攫った映画は、鬼滅の刃でした。私も美麗に描かれる煉獄さんの生き様に圧倒されたものです。
でも私の中の2020年No.1映画は「TENET」でした。配信もちょうど始まったのですぐ見れます。
TENETは、クリストファー・ノーラン監督の作品です。クリストファー・ノーラン監督は、時間と空間を扱わせたらNo.1とも言える監督だと思っています。
10分間しか記憶を保てない男の物語を時間の前後から辿る「メメント」、夢の中の世界に入り、夢を見ている人の現実の影響に翻弄される「インセプション」、相対性理論により違う時間を歩み、最後には……の名作SF「インターステラー」など、新しいテーマの導入と、それを映像に落とし込むのが最高に上手い監督です。
ネタバレできないので前置き長くなりました。
そんな監督の本作のテーマは「未来が、逆行する。」です。
未来からやって来た敵と戦うことになる本作では、未来で開発された「時間を逆行する」装置が出てきます。
過去に飛ぶ時間旅行と違い、時間の逆行では他のものは全て自分とは逆に(未来に向かって)動いています。その中で動くとどうなるのか。そして、その状態で普通の時間の流れに沿って動くものと干渉したら……?
因果と結果が絡まって考え出すと止まりません。
新たな概念を緻密に計算されたアクションと、壮大な予算(あるシーンのためにジェット機を一台爆発させたそう……)で描かれる新体験。そして、後半で怒涛のように前半のシーンが回収された後、物語の最終局面では今までどの映画でも見たことがない映像が待っています。
是非是非皆さんにも体験していただきたいです。
終わり!秘密欄には何も書いていないです!
→購入してくれた人がいたのでネタバレ入った感想をちょっと書きました!読むほどじゃないです!